シェ・フレッド(パリ17区)

ルイヴィトン財団でアメリカアートを楽しんだ後は、”シェ・フレッド”でフランス料理。

1945年創業の老舗ビストロ。ずっと、リヨン風ブションだったのが、数年前にオーナー変わって、リヨン的な要素を残しつつより一般的なビストロになった。

なかなか来ないエリアなので、私は初めまして。友達は、20~30年も前にちょこちょこ来ていたそう。

ビストロらしい雰囲気に包まれて、とりあえずシャンパーニュ&お水。美術館後、ここまで歩いてきたので、喉カラカラ。プチプチが喉に沁みる。

現オーナー、ローラン氏。

抜群においしいフリゼサラダ(カリカリ豚肉最高!)に続き、牛タルタル&自家製フリット&サラダ。タルタル、滅多に食べないのだけれど、フリットに惹かれた。じゃがいもこそ、我が人生。タルタルも、お肉も味付けも上品でいい感じ。おやつは、クレームキャラメルに、ヴァニラアイスクリームもつけてもらう。おいしいけれど、友達が頼んだ巨大プロフィットロールが素敵すぎて、ちょっと霞んじゃうかな。

17区らしい雰囲気と客層が心地いい。右岸に住んだことないし左岸に大いなる愛着持ってて川を渡る気はないけれど、もしも右岸に住むことになるのなら17区がいいな。


編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2023年4月7日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。