クレムリンへの無人機攻撃はウクライナの特殊軍事部隊が仕掛けた?

ニューヨークタイムズの取材に答えた米国当局者によると、最近のクレムリンへの無人機攻撃がウクライナの特殊軍事部隊または情報部隊のいずれかによって画策された可能性が高いそうです。

最近のクレムリンの無人機攻撃は、ウクライナの特殊軍事部隊または情報部隊のいずれかによって画策された可能性が高いと、米国当局者は述べた。ウクライナの最高幹部がこの作戦を認識していたかどうかは不明である。

クレムリンへの無人機攻撃のニュースが報道された際、メディアや専門家はロシアの偽旗作戦を疑っていました。

最初にロシアの偽旗作戦を疑い、次にウクライナの関与を認め、最終的にはゼレンスキーが把握していなかったと弁明するのが一種のパターンとなっています。

CIAがリークしてウクライナ人がロシア国内の最新の攻撃の背後にいることを確認するたびに、彼らはいつもゼレンスキーが知らなかったと主張する。

ロシア領内を攻撃する親ウクライナ勢力の背後にウクライナ政府がいないのであれば、それはそれで怖いことです。

我々の情報機関は、ゼレンスキー政権はウクライナの防衛努力のかなりの部分を支配していないと言い続けている。それなのに、どうして重火器を与え続けることができるのでしょうか?

ゼレンスキー大統領は西側から供与される予定のF-16戦闘機をロシア領内では使用しないことを約束しています。しかし、クレムリンへの無人機攻撃にウクライナが関与していたかもしれない可能性を考慮すると、危険な匂いもします。

バイデン:ゼレンスキーは、ウクライナがロシアでF-16を使用しないと約束した。

ウクライナは国家の存亡をかけて戦っており、使えるものは全て使いたいのが本音でしょう。一方で、西側の多大な支援抜きではここまで戦うことができなかったのも事実です。

ウクライナが西側からさらなる支援を求めるのであれば、ロシア領内への攻撃にどれ程関与しているかを開示することが筋ではないでしょうか?

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