所得階層による教育費の差が広がっていて、世帯年収が平均1200万円超の層の支出が増えており、初めて全平均の2倍超になったそうです。
教育費格差「ワニの口」に 高所得層の支出、平均の2倍https://t.co/zqnBFeYc8Y
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) June 3, 2023
■
教育費の高騰が少子化を加速させているという意見も。
実はもうひとり親家庭には補助があるんですが、むしろ考えるべきは中流層の子育て負担の軽減だと思うんです。次を産むのを躊躇してしまうのは、1人でも教育費がかかるから、産後の職場復帰がまだ難しいから、それこそ増税で生活費がかさむし…出産支援では変わらない、育児は点で考えてはいけません。
— フィフィ (@FIFI_Egypt) December 7, 2022
東京は都心部以外でも子供の数が増えているので、東京の大学の定員は変わっていないのでこれから受験競争はさらに激化していくのではという見方も。
昔は東京圏の子供は5、6人に1人だったが、いまは日本の子供の3人に1人が東京圏で生まれるからな。東京の大学定員は変わっていないが。https://t.co/f2eKSZQasL
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) June 3, 2023
教育費の負担を増やせば家計を圧迫して少子化が加速しかねないということですが、煽っているだけではないかという意見や
「子供のいる家庭といない家庭の合算なので平均値は少なめに出る」って、この統計意味あんの?塾への支出が12万円って月額か?と思っちゃうよ。年額なんだそうです。/教育費格差「ワニの口」に 高所得層の支出、平均の2倍 補習代、高校生最大15倍 – 日本経済新聞 https://t.co/qfe6byx6mv
— 綾瀬のたつパパ (@sotetsu847) June 3, 2023
教育競争を煽り過ぎるのはそろそろ止めたほうがよいのではのではという指摘も見られます。
・塾や教育商材の煽りや同級生との比較から、より偏差値の高い高校大学を目指して教育課金額が大きくなる
・実際は偏差値55以下の大学の所得向上効果は小さい
・大卒前提を保険会社(学資積立)が煽り、子育て費用が高騰
・想定教育費が高くなり少子化へ。
→大学進学率20%、中卒でもOKな社会が合理的 https://t.co/IE0Y7JyiWr— 中田智之@歯学博士/医療行政ライター (@NakaDash_) June 3, 2023
教育格差を是正せよとは言われますししたほうがいいとは思いますが、誰かの無償化は誰かの税負担(保険料含む)になります。
ならば
給食費無償化→給食費税負担
教育費無償化→教育費税負担
医療費無償化→医療費税負担
ですね。— 小倉健一(イトモス研究所) (@ogurapunk) June 1, 2023
教育に対する国の支出が先進国でいちばん低いと言われていますが、原因はそれだけではなさそうです。
なぜ日本は外国と比べて◯◯なのか?みたいに、色んな文句を言う人は多いけど。ほぼ「貧乏だから」で説明がつく。先進国で最低水準。ましてや北欧と比べるなんておこがましい。賃金低いとか教育費の公費負担少ないとか社会保障カットされるとか。全部貧乏のせいだ(っ’-‘)╮=💰💰💰ブォン pic.twitter.com/CpcFL9OogM
— 中嶋よしふみ@保険を売らないFP💰共働き夫婦に住宅購入相談👫ウェブメディア編集長📱執筆指導✏️ (@valuefp) February 19, 2023
一方で、無理をしてまで大学に行く意味はないという指摘もあります。
無理して大学行く意味ないよ
「卒業後は借金地獄!」教育費”親任せ主義”で沈みゆく日本 – http://t.co/2uiR94GGtS— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) November 30, 2014
これが、よくわからん私大に行って4年間高い学費払った後で就活すると優良求人が激減して「?」ってなるんですよ。 https://t.co/3bwJVCQqA0
— jo shigeyuki (@joshigeyuki) May 4, 2023
やみくもに教育に税金(保険料含む)を投入しても、社会全体が不幸になるという指摘も。
東京都は中堅以下の私学に税金を投入して勉学をやる気がない低収入家庭の生徒を入学できる仕組みにしたが、やる気がある生徒が集まるレベルが高い公立への資源は削られる。結果的に社会全体は不幸になる。
やる気がない者、能力がないものにも公費を投入するやり方はまさに共産主義である
— May_Roma めいろま 谷本真由美 (@May_Roma) December 17, 2022
また、アメリカでも漫然と大学進学を後悔している人は多いようです。教育ローンも問題になっているようです。
アメリカでは専攻と就職が直結していて、同じ大学を出ても職種で給与が全然違うから。「アメリカでは芸術・人文科学系学部の卒業生が激減」「2021年の調査では、自分の専攻を後悔している人は人文科学系で最も多く、その割合は卒業生の48%」「最も少なかったのが工学専攻」https://t.co/hsgjbxE3e5
— Kenji Shiraishi (@Knjshiraishi) September 9, 2022
大学とは、いったい誰のためにあるのでしょうか。
たぶんこれから「もっと給付型奨学金を出せ」とか「大学教育まで無償化を」みたいなこと言う人が出てくるだろうけど、それ言わせてるのは定員割れしてる大学関係者なんですよ。高卒売り手市場潰してFラン文系卒量産しても何もいいことないです。
— jo shigeyuki (@joshigeyuki) May 5, 2023
教育はもちろん大事ですが、ほんとうに大事なものとはなにかあらためて考える時期にさしかかっているのかもしれません。
お父さんごめんね、わがままいわなければ、あんなに働かなくてすんだ。無理したね。無理したから倒れてしまった。教育費、生活費、仕事なんかやめて良かった。皆で働けば良かった。お金も車もいらなかったよ。ごめんね。一番大事なものがなくなっちゃった。
— May_Roma めいろま 谷本真由美 (@May_Roma) January 11, 2021