横浜馬車道の肩肘張らない気さくなイタリアン:トラットリア・ダ・ケンゾー

出口 里佐

本日は、横浜馬車道駅から徒歩で数分の、イタリアンレストラン、トラットリア・ダ・ケンゾーをご紹介します。

訪れたのは、1週間ほど前の土曜日のディナータイム。友人の誕生日のお祝いでした。ディナータイムの開始は17:30で、予約もその時間にしました。テラス席をお願いしていたので、風が心地よかったです。

もうひとりの友人と3人で、乾杯!私はアルコールが苦手なので、白桃ウーロン茶のアイスティーで、友人達はビール。でも、こちらのお店はイタリアンワインの品揃えが豊富なので、ソムリエにお願いすると、お料理にちょうど良いワインを選んでくれます。ワインが飲める方は、ぜひお願いしてみて下さいね。

メニューは、アラカルトで色々注文する方式。その日の前菜は、まずはフェガティーニ。鶏レバーのペーストをハードなパンにのせて。これはきっと赤ワインに合います。これを食べると気分はイタリアです!

次は国産牛のタルタル、ヘーゼルナッツがアクセント。

左: フェガティーニ(鶏レバーペーストのせ)。
右:国産牛のタルタル。ヘーゼルナッツがアクセント。

そして、鮮魚の盛り合わせ。マスノスケという希少なブランドの桜鱒が年に2度しか入手しないらしく、そちらを入れてもらいました。厚切りの新鮮なお魚を頬張る幸せを噛み締めます!

鮮魚の盛り合わせ。その時で内容は変わります。

パスタは、ホタルイカと名残りの筍、カラスミ。ホタルイカが丁寧に下処理されていて、滑らかな食感、焼き筍はほくほく、カラスミが全体をまとめています。ひとり分を三等分してもらいました。

ホタルイカと焼き筍のパスタ。

もう一つ、クワトロフォルマッジョ(4種のチーズ)のニョッキ。ふわとろな食感、そして濃厚なナチュラルチーズの全体的な味わいのなかに、ブルーチーズのピリッと感。こちらも三等分。

ふわとろな、クワトロフォルマッジョ。

メインも2種類、ひとつめは、ケンゾー特製ハンバーグ。肉肉しく、噛むと少し弾力があり、ジュワーっと肉汁があふれます。思い出すだけでも、また食べたい。一皿に2個つきます。

ケンゾー特製ハンバーグ。チーズがカリッと。

ふたつめは、千葉県産オリヴィアポークのフィオレンティーナ(フィレンツェ風ステーキ)。火入れが素晴らしく、中はしっとり。少し甘めのカボチャのソースが美味しさをさらに引き立てます。

千葉県産オリヴィアポーク。

デザートは、私は、パンナコッタ。横浜で一番美味しいとお店の自慢だそう。友人は、チーズケーキにお誕生日プレート仕様で。ロウソク付き、チョコレートでメッセージを描いてくれます。

左:横浜一美味しいと自慢のパンナコッタ。
右:お誕生日プレート!予約時にお願いします。

飲み物で、カプチーノをお願いすると、ラテアートも描いてくれます。似顔絵もお願い出来るので、記念になります!

ラテアート付きのカプチーノ。

土曜日の夕方なので、カップルや家族連れのお客さんで満席でした。エレベーターはありますが、ビルの3階にあるにもかかわらず、地元の方にとても人気のお店の様です。

去年の秋に初めて友人と訪れてから、5回めでしたが、旬の食材を使ったメニューがあるので、毎月でも通いたいお店です。ランチもあります。横浜近くに行く機会がありましたら、ぜひおすすめです。

ビルにはエレベーターもありますが、3階まで表に面した屋外階段から入ります。

トラットリア・ダ・ケンゾー