2022年版「男女共同参画白書」で20代男性の7割、女性の5割が「配偶者・恋人はいない」と回答したことが分かり、衝撃を受ける人と当然と受け取る人と反応が分かれています。
20代男性の7割「配偶者・恋人いない」…20代独身男性の4割は「デートした人数ゼロ」TBS NEWS DIG
20代独身男性のおよそ4割が「これまでデートした人数は0人」と答えたそうです。
■
少子化対策は結婚できない若者を支援しなければ効果的な成果は得られないという指摘があります。
メディアもこの辺り全く理解してないのよね。
根本的に少子化対策の本丸は生涯未婚率と出生問題なのよね。「子ども支援」より「結婚できない若者」支援(毎日新聞)#Yahooニュースhttps://t.co/nuohTb5IxV
— 木下斉 / 「日本の構造問題」を斬り、解決する! (@shoutengai) June 12, 2023
参照:少子化対策ならば「子ども支援」より「結婚できない若者」支援 毎日新聞
日本の場合、少子化の原因はその前提である「結婚するか」という要素が大きいようです。
少子化の根源は、結婚済み夫婦が「子どもを産むか」ではなく、子どもを産むための前提である「結婚するか」ということだ。
ここまで非カップルの確率が高いとそれは「モテ/非モテ」の問題ではなく、「結婚にはメリットがない」ということに尽きる。
結婚のデメリット化の背景には、… https://t.co/b0W9KrKO01 pic.twitter.com/GsZdxOVbcu— 田中俊英 (@tanakatosihide) June 11, 2023
若者への恋愛教育を怠ったのが原因だという見立てもあります。
日本の少子化の大きな要因の1つはコナミが「ときメモ」の次に婚活シミュレーションゲーム「婚活メモリアル」の開発に着手しなかったことです。もし婚メモが発売されていたら今の独身のアラフォーは婚活の難しさと攻略法を若い内に知って対策をとることで今頃は婚姻率も出生率も上昇していたでしょう。
— ひかりん@婚活阿修羅Ⅱ (@hikarin22) June 9, 2023
しかし、日本女性の上方婚志向も絡んでいるようで、無理やり結婚させればいいというものではなさそうです。※上方婚とは、自分よりも学歴や収入などが高い相手とする結婚のことです。
https://t.co/D2za4MfuJq
少子化の最大原因は既婚者夫婦の出生率低下ではなく、未婚率の上昇なのだが。結婚率自体上げないと出生率上がらん。そして結婚率低下の最大原因は男性所得の低下。女性の場合は逆に低所得の方が生涯未婚率低いので関係なし。日本女性の極端な経済的上方婚志向では当然そうなる pic.twitter.com/Hlehum6Fr6— zetumu (@zetumu) June 13, 2023
しかし、仮に異次元の少子化対策はうまくいってもたいへんな副作用があるようです。
ハンガリーの少子化対策は非常に評価されているが、財源が持続出来るのか、との不安が強い。 / 日本以下だった出生率がV字回復した…ハンガリーの「異次元の少子化対策」がもたらした"深刻な副作用" (PRESIDENT Online:プレジデント社の総合情報サイト) #NewsPicks https://t.co/6PaE3ljmx3
— 田原総一朗 (@namatahara) June 13, 2023
参照:日本以下だった出生率がV字回復した…ハンガリーの「異次元の少子化対策」がもたらした”深刻な副作用” プレジデントオンライン
あたりまえのことがあたりまえでなかったということに気づいたころには手遅れだったという歴史はここでも繰り返されるのでしょうか。