朝日新聞が「押し紙」84万部っていうけれど「押し紙」ってなに?

アゴラ編集部

正確な実態がほとんど知られていない新聞の「残紙(押し紙)」の数量が、内部資料の漏えいによって84万部に上ることがわかりました。新聞社全体の残紙データが生の数字として明らかになったことは過去一度もなかったそうです。

各販売店には新聞社から押し付けられた新聞が大量に余っているそうです。販売店に売った部数が販売部数となるため、立場が下で拒否できない販売店側に押し付けることから「押し紙」と言われています。部数が多ければ多いほど、広告主への営業や折り込みチラシの営業がしやすいため、このような行為が行われているようです。発行部数と実売部数の乖離があまりにも大きくなってしまったので問題視されています。

朝日新聞の朝刊部数は376.1万(2023年3月ABC部数)と言われていましたが、292万部程度しか読まれてないことになります。

朝日新聞社■

その「押し紙」はアマゾンでも売っているとか・・・。

しかし、これが事実なら「押し紙」の比率は全体の2割にも及びます。

朝日新聞は先月値上げしたばかりなのにさらに追い込まれているのではと心配する声も。

部数減に歯止めがかかりません

いよいよ300万部を切ってしまいました

朝日新聞社の業績は2023年3月期も営業赤字でした。

一流企業は固定費が高すぎるようです。(ちなみに100万部→10万部のまちがい)

他の業界などには身を切る改革を要求するのに新聞社はそれを行った形跡はありません

一流クオリティペーパーがこのままリストラスパイラルへ着く進まないといいのですが

ただし、リストラは朝日新聞社以外にも大きな影響を及ぼしかねません。

ただし、本業の不動産は堅調のようです。