戦後最多だった昨年の超過死亡数は「多死社会」のせいなのか

NHKが多死社会を特集しています。昨年の死者が戦後最多の156万人になり、火葬場が混雑しているという話です。

死者が増えるのは高齢化しているので当たり前ですが、その中で突出している年があります。

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昨年の超過死亡については、アゴラでも前から問題提起してきましたが、ようやくマスコミもふれるようになりました。その原因として、ワクチン接種をあげる人もいます。

ワクチンとの因果関係はまだわかりませんが、行動制限はほとんど効果がなかったようです。行動制限をほとんどしなかったスウェーデンの超過死亡数が、ヨーロッパでは最少です。

まだわからないことが多いのですが、コロナが5類感染症になり、超過死亡数が指標になって、コロナ感染者数に一喜一憂しなくなったのは一歩前進です。今後は昨年の異常な超過死亡は何だったのかを科学的に追究してほしいものです。