地元に勤められて安定していると人気だった公務員も、若手職員の早期離職が増えているそうです。和歌山県田辺市は40歳以下の退職者が増加し異例の秋採用を実施して職員を充足するとのことです。
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役所側が実態を伏せて採用するからミスマッチが起きるのではないかという指摘があります。
市役所「なんでウチの職員は、せっかく入ったのにすぐに辞めちゃうんだろう…?」
私「説明会で『キラキライメージ』とか『やりがい』しか伝えず、
・年功序列で上司の命令は絶対
・適材適所など一切考慮されない頻繁な異動
・期限を厳守するために休日返上や深夜残業も… pic.twitter.com/VhbHOI1VM8— 新田 龍 (@nittaryo) June 27, 2023
自治体はどんどんスリム化して若い人材は民間で活躍すべきだという指摘も。
やりがいよりも「リアル」を伝えよう(そうすると誰も来なくなってしまうかもしれないから、嘘でも広報してしまう現実。)… https://t.co/rn0lx8H1Ls
— 木下斉 / 「日本の構造問題」を斬り、解決する! (@shoutengai) June 27, 2023
一方で、国家公務員の氷河期世代の採用は35倍となっています。(それでも倍率は緩和されてきているようですが)
氷河期世代は死ぬまで氷河期なんやな…
氷河期採用、申し込み35倍 国家公務員試験に5532人 人事院(時事通信)#Yahooニュースhttps://t.co/u9wj5KTy5H
— うらふわ屋 (@urafuwatty09) September 22, 2022
自治体によっては待遇はあまりよくないようです。
もう若手みんなで辞めようぜ。#公務員 #労働 pic.twitter.com/DYpQzkil7W
— 市役所の民 (@tensyokusitai07) June 21, 2023
しかし、民間企業と比べると公務員の待遇は批判の対象になってしまいます。
地方公務員の税収以上の厚遇への批判は今後も高まっていくと思われます。
地方交付税は地方固有の財源で地方自治体側で自由に使えると言っても、
地方自治体側の公務員人件費(20兆円)が高すぎて、約16~17兆円の全額が地方公務員給与に消えているのが実態。
したがって、地方交付税の使途はほぼ全額が地方公務員給与と言えます。
— ワタセユウヤ(東京城南減税会) (@yuyawatase) May 21, 2023
また、地方自治体はサービスを拡充し過ぎてきたために今後は加速度的にブラック化していくという予想もあります。
【人手不足で地方公務員がブラック化する未来】 過疎地域は住民支援で公務員を減らしづらい #東洋経済オンラインhttps://t.co/hUK4eiuzHC
— 東洋経済オンライン (@Toyokeizai) January 3, 2023
地方公務員への世間の期待値は上がる一方です。
クレーマーへ#公務員 pic.twitter.com/gHKTGG9UzD
— 市役所の民 (@tensyokusitai07) June 27, 2023
ある年代以上の世代の常識が、非常識になりつつあるのかもしれません。