イケてる体型になりたいならトレーニング頻度を減らし、白米を食べなさい

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健康寿命を伸ばし、カッコいい体型になるために、運動と食生活には「それなりに」気をつかっています。

しかし、せっかく努力をしても間違った知識に基づいていては、ストイックな生活が無駄になってしまいます。

運動でいえばトレーニングです。

確かに、引き締まった体を作るのは、筋トレによる筋力アップが必須です。しかし、筋トレには正しいやり方(フォーム)があります。我流でやっても、必要な筋肉に負荷がかからず力が分散してしまい、思ったような成果が得られず、自己満足に終わってしまいます。

私も以前はジムで自分でトレーニングをやっていましたが、まったく成果が出ませんでした。

また、筋トレの頻度にも丁度良い間隔があるようです。

私は毎日続けることで、筋肉への負荷をできるだけ多くかけるのが最も良い方法だと思い込んでいましたが、そうではないようです。

「超回復」と呼ばれる筋トレによって破壊された筋肉の再生には時間がかかります。

調べてみると、胸筋、背筋は72時間、上腕二頭筋、上腕三頭筋、三角筋は48時間、腹筋やふくらはぎの筋肉は24時間が回復の目安のようです。

ということは、毎日やるよりも1日の負荷を高め、回復にかかる時間を考慮して頻度はむしろ減らした方が良いのです。

また、食生活に関しても間違った知識を持っている人がいます。白米は太ると思われていますが、炭水化物(糖質)を摂取することで、トレーニング時の体内のタンパク質の分解抑制ができます。

炭水化物(糖質)が不足していると、体内のタンパク質を分解することでエネルギーが作り出されてしまい、筋肉が合成されにくくなってしまうのです。

私は、朝はおにぎり、昼は魚とご飯、夜は好きなものを食べて飲むるという食生活を続けていますが、体重は安定しています。

逆にもし白米を食べなければ、筋肉は今より付かなかったはずです。

カッコいい体型になりたいなら、トレーニング頻度を週3回くらいに減らして、毎日白米をしっかり食べる。

大切なのは、自分の思い込みではなく、結果を出している人に、正しい情報を聞くこと。それによって、効率的に結果を出すことができます。

これは、ボディメイクに限らず、全てのことに共通する基本のアプローチです。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2023年7月3日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。