トランスジェンダーを米軍内で規制:ロン・デサンティスが政権公約に

共和党の大統領指名候補争いでトランプ前大統領の背中を追っているロン・デサンティスフロリダ州知事ですが、当選すればトランスジェンダーであると米兵が公言することを規制する措置を再導入する意向を示しました。

CNNでのインタビューでデサンティスはトランスジェンダー問題で混乱している米軍を勝てる軍隊に再建する必要性を説いていました。

共和党の大統領候補ロン・デサンティスは、論争を呼んでいる米軍のトランスジェンダー政策を廃止し、戦争に勝つことに集中したいと考えている。

米軍では2011年までLGBTであると公言する人々の入隊を禁止していました。この措置は”Don’t  Ask, Don’t Tell”政策と呼ばれており、1993年にクリントン政権が導入して、2011年にオバマ政権下で撤回されたものでした。

デサンティスはこの措置を復活させたいそうです。

2011年12月22日、 1年前、オバマ大統領はDon’t Ask Don’t Tell撤廃法に署名し、愛国的なアメリカ人を不安と孤独の雲の下で奉仕することを強制し、団結と平等という私たちが共有する価値観とは全く対照的であった差別的な政策に終止符を打った。

米国の保守派からもデサンティスの主張を支持する声もあります。

軍隊におけるトランス禁止令を復活せよ

最高裁判決で日本でも注目を集めたトランスジェンダー問題ですが、米国の現状は日本が待ち受ける未来なのでしょうか?

Johnrob/iStock