NHKがドラマ「やさしい猫」で不法滞在を指南して批判殺到

毎週土曜22時から放送しているNHKのドラマ「やさしい猫」。まだ5回のうち3回が終わったばかりですが、ネット上では大河ドラマを上回る話題です。といってもドラマの中身ではなく、NHKが「こうすれば不法滞在できる」という手口を具体的に教えているからです。

結婚したら自動的に在留資格が「日本人の配偶者」になるというドラマの設定は間違いです。結婚しても配偶者ビザは簡単に取れません。入籍しても(このドラマのように)滞在期限が切れると不法滞在。懲役3年以下、罰金300万円以下の犯罪です。

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ドラマでは入管が悪のように描かれていますが、日本の入管は不法滞在を強制送還しないで国内の収容施設に入れるため、職員が大変なのです。

移民は、ヨーロッパでは国をゆるがす大問題になっています。日本でも、移民が暴動を起こす事件が増えています。

日本は高齢化で人手不足。移民の増加を求める財界の要求も強く、それ自体は悪いことではありませんが、正規の就労ができない不法滞在は犯罪組織とつながることが多く、社会を混乱させるおそれが強い。

よくも悪くも同質的な日本では、移民問題は安全保障の一環です。「多文化の共生」などというきれいごとで無原則に移民を増やすとヨーロッパのようになり、元にはもどらないのです。