ラ・ソシエテ(パリ6区)

ビューティフルピープル&おいしい料理&グラムールで優しいサーヴィス&唯一無二の雰囲気。”コスト”の世界観には、いつもうっとりする。

左岸のコスト系レストラン「ラ・ソシエテ」でテラスランチ(この季節、テラス依存症に陥る)。「ラ・ソシエテ」は5月、カンヌ映画祭の時、特別テラスを展開したそう。第七芸術関係のビューティフルピープルたちできらっきらに輝いたことでしょう。

パリの「ラ・ソシエテ」も、ショービズ関係者の集いの場。私は全然わからないけれど、友によると今日も、後ろの席は有名な歌手&お仲間だったそう。奥の席のマダムは、SATCのキャリーが着るようなドレスだし、横テーブルのおじさまのシャツの麻の質感も素敵~。

でも今日いち美しい装いなのは、我が友。シャンパーニュの黄金の煌めきを凌駕するドレスでやってきた。

サン=ジェルマン・デ・プレ教会、青空、木漏れ日に囲まれて、テラスランチに乾杯♪

前日ロラン・ギャロスに行ってきたという友からのお土産。素敵なトートバック。ピクニックに持っていこう♪

今年は、ラファが出場しないという信じられない状況・・。行かないし、状況も追ってない・・。

気持ちスパイシーに味付けしたハマチのカルパッチョは甘く舌の上でとろけ、コスト系レストラン名物細いインゲンサラダはフレッシュ感満載(アーティチョークなしがよかったな)。

木漏れ日が、ルノワール〜。

レジーナ(銀鱈みたいな食感)は南米風ソースと絡まり、シャキシャキレタス&カニも夏らしい味わいで、ピンクワインがよいお供。初めから氷も運ばれてきて、どうぞピシーヌで楽しんで、というのも、コスト的ね。フリットの美しい盛り付けも、おコスト~。

イチゴのタルトとイチゴのソルベを分けっこして、素敵なテラスランチに再び乾杯!

久しぶりにコスト系レストランの魅力にとっぷり浸かる、木漏れ日きれいな昼下がり。この季節のパリ、大好き。

右はサンジェルマンデプレ教会。左の木々の奥が「ラ・ソシエテ」。


編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2023年6月7日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。