成功している経営者が持っている「3つの共通点」

経営者として事業を立ち上げ、しっかりと軌道に乗せている人たちを見ていると、ある共通点があるように思います。

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1つ目の共通点は「負けず嫌い」だと言うことです。

人に負けたくない、競争に勝ちたいと言う闘争心が強く、それが事業を進める原動力の1つになっています。

また、中には強いコンプレックスを持ち、それを成長のバネにしている人もいます。コンプレックスをネガティブな自己否定につなげるのではなく、頑張ろうとするエネルギーに変換しているのです。

2つ目の特徴は「せっかち」と言うことです。

物事を少しでも早く進めようとスピードにこだわる。それが競合との差につながり、積み重なることでより強みとなっていくのです。

時間をかけて、正しい選択を懸命に探すより、スピードを優先してまずやってみて、間違えたらすぐに修正する。そのようなスピード重視のやり方だ。結果につながります。

3つ目の特徴は「信用を重んじる」と言うことです。

信用を構築するのには時間がかかりますが、信用を失うのは一瞬です。

成功する経営者は、信用の重要性を深く理解し、その構築と維持に最大限の注意を払っています。

お金に関してクリーン、約束したことを守る、時間に遅れない、と言った基本的な行動を当たり前のように続け、周囲の信頼を得ていく。

これが、ビジネスパートナーとしての安心感を高めていくのです。

ビジネスで成功するためには、どんなビジネスをやるかよりも、どんな仕事のやり方をするかの方が大切だと思います。

上記のような性格を持ち、行動できる人であれば、何をやってもきっと結果を出すことができると思います。逆に言えば、もしこれらの要素が欠けているのであれば、経営者にはならない方が良いのかもしれません。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2023年8月19日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。