台湾政府の副総統が米国を経由したことを受け、中国が台湾周辺での軍事演習の開始を発表しました。
中国 “台湾周辺で軍事演習実施”へ 副総統の米経由に対抗か #nhk_news https://t.co/anP4u2Aj8V
— NHKニュース (@nhk_news) August 19, 2023
中国国営メディアは米国を立ち寄った頼清徳氏を「分離主義者」だと表現し、厳しい対抗措置を匂わせていました。
"There is only one China in the world," and "oppose Taiwan independence" and "Taiwan independence is a dead end”… Hundreds of overseas Chinese held up slogans and protested against the US "stopover" visit of Lai Ching-te, a candidate for the separatist DPP for the 2024 Taiwan… pic.twitter.com/XpyjheVLoY
— Global Times (@globaltimesnews) August 17, 2023
「世界に中国は一つしかない」「台湾独立反対」「台湾独立は行き止まり」…。数百人の華僑がスローガンを掲げ、サンフランシスコ空港近くのハイアットホテル前で、2024年の台湾地区指導者選挙に立候補した分離主義民進党の頼清徳候補の米国の「立ち寄り」訪問に抗議した。台湾メディアは、頼清徳候補が水曜日にニューヨークに滞在していた際にも抗議デモが行われたと報じた。
演習の名目は「『台湾独立』分裂勢力と外部勢力の結託・挑発に対する厳しい警告」とされています。
中国国営新華社通信によると、対台湾作戦を担う中国軍東部戦区は19日、台湾周辺で演習を始めました。中国軍は「『台湾独立』分裂勢力と外部勢力の結託・挑発に対する厳しい警告」としており、台湾の頼清徳副総統による訪米への対抗措置とみられます。https://t.co/xdWmo0r0kd
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) August 19, 2023
中国は台湾を自国の領土の一部と見なしており、中国での在住経験がある専門家によるとこの見解は中国国内の保守派から穏健派まで幅広く共有されています。
キヤノングローバル戦略研究所の峯村健司氏は、それに加えて、台湾統一は習近平氏自身の最重要な関心事でもあり、また、台湾統一に関しては中国国民の幅広い支持があることを指摘する https://t.co/ykdp6va1iF
— 峯村 健司 / Kenji Minemura「習近平・独裁者の決断」(ビジネス社)発売 (@kenji_minemura) July 4, 2023
中国の人民解放軍は台湾侵攻を思わせる動画を公開し、台湾政府に圧力をかけています。
ガーディアン紙によると、中国軍は台湾海峡と思われる場所で紛争に備える兵士たちを映したビデオを公開した。
中国は近年台湾を併合するために必要な能力を高めており、その能力を実際に台湾侵攻のために行使する用意があることを中国の指導者は明言しています。台湾侵攻の能力と意思を見せている中国の脅威は真剣にとらえる必要があります。
"Xi also mentioned the need for “achieving the goals for the centenary of the PLA in 2027,” a date by which, according to some U.S. observers, China intends to have the capability of conquering self-governing Taiwan, an American ally, by military means." 2/
— Elbridge Colby (@ElbridgeColby) March 9, 2023
習近平はまた、「2027年の人民解放軍100周年に向けた目標達成」の必要性にも言及した。この時期までに、アメリカの同盟国である自治領台湾を軍事的手段で征服する能力を中国は持つつもりだと、一部のアメリカは見ている。
しかし、日本では台湾有事の際にどう行動するかについて国民的議論が深まっていません。日本が台湾有事に参戦するということは究極的には東京が火の海になることを受け入れることを意味します。
「戦う覚悟」発言、究極的には日本国民が持つべき覚悟を意味する。しかし、台湾有事に介入すれば東京を核攻撃すると言われてもその覚悟を持てるのか。日本が攻撃されてなくても、台湾海峡を渡る中国艦船を自衛隊の対艦ミサイルや潜水艦で攻撃する覚悟はあるのか。日本国内でまず議論すべき問題。
— Tetsuo Kotani/小谷哲男 (@tetsuo_kotani) August 14, 2023
台湾有事が起これば、米軍の出動を防ぐために中国が在日米軍基地が先制攻撃する可能性が高いです。その意味で台湾有事は日本有事でもあります。
米軍の介入可能性が残されている限り、掌握できた確証がないので、上陸作戦発動時に在日米軍基地に先制攻撃して制海権と制空権の掌握を保証しようとします。この時、日本領土が攻撃されることになるので日本はアメリカの後方支援として中国に敵基地攻撃を行うということになります。これまでは日本が→
— 劉彦甫 (@LIU_Yen_Fu) February 15, 2023
日本は台湾を守る覚悟を示すべきなのでしょうか?
麻生氏「戦う覚悟」発言に中国が反発「身の程知らずででたらめ」 麻生氏周辺“中国が反応してるのは抑止力になった証拠” https://t.co/dT5TCbokJG
— TBS NEWS DIG Powered by JNN (@tbsnewsdig) August 10, 2023