インナーサークル資産設計実践会メンバーと福岡に不動産視察に来ています。前回訪れたコロナ前と比べて、街に活気があり、成長が続いていることを実感しました。
天神エリアでは、新しく再開発されたビルが続々と完成し、街の雰囲気が一変しています。
リッツカールトンホテルも開業して、ようやく福岡にも泊まりたいと思えるホテルができました。
九州新幹線の開通もあり、福岡には人口集積が進んでいます。ビジネスの拠点として大手企業の九州支社が置かれることも多く、この流れは続くと思います。
福岡は観光地としても人気です。特に歴史的な建物などが多数揃っているわけではなく、目的となる観光地があるわけではありません。
しかし、豚骨ラーメン、博多うどん、もつ鍋、明太子といった庶民的な食文化が充実しています。屋台でお酒を飲んだり、多様な食の選択肢があるのが福岡の特徴です。
そして東京に比べ、物価水準が2割から3割程度安いのではないかと実感します。
実際、天神近くで食べた元祖長浜屋のラーメン(写真)は大量の麺が入って550円でした。
街の雰囲気が明るく、滞在しているとエネルギーをもらえる街。それが福岡です。
地元に住んでいる人たちの街に対する愛情が深く、外からやってきた人たちにもオープンに接してくれる懐の深い街。
アジア圏へのアクセスも、東京に比べ便利であり、福岡の優位性はこれからも続いていくと予想します。
不動産の投資対象としても魅力的なのは言うまでもありません。東京に比べ不動産価格も物価と同様に2割から3割安といったイメージです。30平米を超えるような天神エリアにある広めのワンルームマンションが2000万円以下。東京なら3000万円程度でもおかしくない物件です。
投資対象として、これからも定点観測しておきたい都市だと思いました。
編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2023年8月25日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。