プリゴジン暗殺への関与をロシア政府が全面否定: 次の標的は誰か?

二ヶ月前に武装蜂起を企図したプリゴジンが乗ったとされる飛行機が突如墜落したことを受けて、プーチンによる暗殺疑惑が浮上しています。

しかし、ロシア政府が飛行機墜落は不運な事故が原因だという見方を示しており、暗殺への関与を全面否定しています。

死亡したとされるプリゴジンが不運だったのは、絶対に挑発的な行動を取ってはいけない人物に対して反旗を翻したことでした。

水曜日に起きたエフゲニー・プリゴージンの飛行機墜落事故を受け、クレムリンは、プーチン大統領への忠誠心を侵害した人物を処罰から守るためには、その効果や功績の程度を問うことはできないというメッセージを送っているようだ。

過去のインタビューでプーチンは最も許せないことは「裏切り」だと答えています。

プーチンが唯一許せないのは裏切りだと語ったビデオ。

プーチン政権が反政権派、リベラル派を弾圧してきたことはよく知られたことですが、最近では戦争のエスカレーションを求める強硬派も粛清しているみたいです。

プーチン政権に反対しても、彼の政策を熱心に支持しても最後は消されてしまうのでしょうか?

プリゴジンが暗殺されたという見方が広まる中で、ロシアのエリートたちは明日は我が身だと考えているようです。

プーチンのロシアでは、このような行為は許されない。プリゴジンの死は、少なくとも短期的にはプーチンを強化し、ロシアのエリートたちに、体制に不利な行動は許されないという強いシグナルを送った。

プーチンのロシアでは誰もが身の危険を心配しなければなりません。

クルスクの戦いの勝利80周年を記念した行事で演説するプーチン大統領 クレムリン公式HPより