日経クロステックによると、清水建設が施工している田町タワーの竣工が遅れることになりそうです。オフィスフロアの床の不具合が設計・監理者により指摘されたということです。
清水建設が施工する田町タワー、床の不具合は三菱地所設計の指摘で発覚 #清水建設 #施工ミス #田町タワー #三菱地所設計 #建築 https://t.co/qT7ovhhaFm
— 日経クロステック 建築・土木 (@kenplatz_ed) August 31, 2023
鉄骨柱の鉛直方向(高さ方向)のレベル管理が不十分だったことから、オフィスフロアの一部で床レベルが最大40mm高くなっているということです。
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田町タワーは、東京都港区芝5丁目に新設する地上29階、地下2階、高さ156m、延べ面積112,500㎡の大規模なオフィスビルです。
Tamachi Tower(田町タワー)は、田町ビル、徳栄商事、三菱重工業の3社が東京都港区芝5丁目に新設する地上29階、地下2階、高さ156m(最高156m)、延べ面積112,500㎡のオフィスビルです。https://t.co/Yw3DDtt9wO pic.twitter.com/ps7lZvRFsG
— 日本の超高層ビル (@dream_building) September 4, 2023
美しすぎるビルということで竣工が楽しみにされていました。
施工ミスだけでなく監理者が今まで気づかなかったことに驚きの声も上がっています。
施工ミス自体が問題ではないという指摘も。
初めから、大成建設(札幌のビルで精度不良で解体、建て直し)だけではないことは分かっていた。建物の精度不良はどこにでも必ずあり、それを補正して工事は進む。この床のレベル不良4センチだって珍しくはない。施主との信頼が崩れれば、全てが露見するだけ。https://t.co/9L4HSI0UsZ
— MITIMIZU (@qqta5ydd) September 6, 2023
こういった事例はこれからも増えるのでしょうか。
これからも増えると思う。https://t.co/jFyKJk3lyz
— sirou01_ver.1 (@1Sirou01) August 31, 2023
こちらは大手ではないですが、こういった事例は今後も増えていくと思われます。秋田県のJR横手駅東口再開発事業で、完成間近の複合ビルに施工不良が発覚し引き渡しが大幅に遅れています。
施工ミスを隠蔽していた横手駅前のビル、接合部の強度不足で補強に半年か #横手駅 #再開発 #横手建設 #施工ミス #施工不良 https://t.co/vNy4L952SW
— 日経クロステック 建築・土木 (@kenplatz_ed) September 3, 2023
清水建設は超高層ビルで「耐震、免震、制振に続く、第4の構造システム具現化に挑戦」しているそうですが、その前に現場の施工精度や施主・監理者との信頼関係をもう一度確認したほうがいいのかもしれません。