筋トレで鍛えるべきは「胸・腹」ではなく、やっぱり「背中」

毎週通っている西麻布のパーソナルトレーニング。時々トレーナーの千葉さんにトレーニングの成果をチェックするために写真撮影をしてもらっています(いつも裸でトレーニングしている訳ではありませんw)。

 

雑誌TARZANが夏になると腹筋特集をすることからわかるように、素人が我流で筋トレすると胸筋や腹筋のような自分でよく見える場所ばかり鍛えてしまう傾向があります。自分で成果が見えやすい部位なので、それを見て余計やる気になるからです。

しかし、筋トレで鍛えるべきは、むしろ背中です。

私もそうですが、現代人はパソコンや携帯を使う生活で上半身が前かがみの猫背になりがちなので、背中の筋肉を鍛える事は、姿勢を良くするために極めて重要なのです。

ところが、自分の背中は普段見ることはありません。鏡を自分で見ても、その成果をなかなか実感することができません。

我流で筋トレをしていると、どうしても体の前面だけが鍛えられるようになり、全体のバランスが悪くなってしまいます。体の一部にだけ余計な負荷がかかったり、姿勢が悪くなったりしてしまいます。

そこで、このように時々トレーニング風景をオフ背面から撮影してもらうのです。

最近は女性の間でも筋トレがブームになっています。多くの人は美尻を目指して、ヒップアップトレーニングをやっているようです。

しかし、女性が美しく見えるために1番大切なのも背中です。

引き締まったお尻は脚が長くスタイル良く見えますが、それよりも背中に無駄な肉が無く、引き締まっている方がイケています。

肩甲骨周りの筋肉を鍛えることで肩が引き下がり、首が長く見えるようになる効果もあるようです。さらに背中を鍛えることでウエストのくびれが強調されるようになり、後ろからナイスなスタイルに見えるようになるのです。

これも自分ではなかなか気が付かないことです。

筋肉全体のバランスを考え、自分の弱いところを重点的にトレーニングすることで、健康的な体つくりができる。

無駄なトレーニングで時間とお金を無駄にしないためにも、専門家の指導は必須です。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2023年9月11日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。