パリ国立オペラ座バレエ「マノン」2回目

パリ国立オペラ座バレエ、「マノン」マクミラン。今夜は、レオノール&マチアス。

春の「ボレロ」に続き、マチアスが舞台に立ってくれる事がただただありがたい。

正直、本来のマチアスと比べると、しなやかさが足りなかったり、ポルテに少々不安があったりするけれど、(2幕後半、ブレスレットもうまく外せなかったけど(笑))問題なし〜。そもそも、この役はそれほどマチアスに似合わない。こういう役は、マチューやジェルマンがよいよね。とことんロマンティックで悲劇的でナイーヴな。何はともあれ、マチアスの姿を見ているだけで幸せ♪

レオノールは、ちょっとリリックさに欠けるかな。かなり前の「椿姫」が予想以上によかったので期待したけれど。

「シーニュ」に出てるダンサーたちがたくさん見に来てる。今夜、バスティーユは公演ないのね&マチアス見に来たのね〜。

オケ、先週より悪くなった。弦はキーキー、木管はフガフガ、金管はブオッ。知り合いの音楽評論家は、”夏だし、もう疲れてるんですよ”と言うけれど、そんな事言われても困るよ。プロなんだから(笑)。

6月21日ミリアム&マチューの様子はこちらです。


編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2023年6月29日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。