ブッキングドットコムと言えば、海外旅行をされる方には、よく知られたホテルの予約サイトです。
私も、国内旅行は一休を使うことが多いのですが、海外はポイントで予約する時以外は、ブッキングドットコムを利用しています。
ここ数ヶ月、ブッキングドットコムの日本国内での宿泊施設運営業者への未払いが大きな問題となっています。
大手のホテルだけではなく、民泊を運営する個人事業主なども、宿泊施設の提供側として、こちらのサービスを利用しています。私もその1人です。
本来利用があると宿泊終了後に振り込まれるべき利用者からの宿泊料が未払いになっています。私の場合、未払いの累計金額は約200万円です。
民泊施設の管理会社をお願いしている会社を通じてブッキングドットコムの日本法人に何度も督促してもらっていますが、のらりくらりとした対応で資金回収ができていません。
私と同じように数百万円単位の支払い遅延を抱えている宿泊施設運営者も多く、問題が長期化する前に何らかの手をうたなければいけないと考えていました。
私の友人の加藤博太郎弁護士に相談したところ、同じような被害に合っている人たちを集めて、未払い金の返還を求めていくのが良いのではないかとアドバイスをいただきました。
加藤弁護士は、スルガ銀行の不正融資、熱海市盛り土流出事故などの事件を被害者側から救済してきた、消費者問題のプロフェッショナルです。
まずは、私と私の周りにいる宿泊施設を経営している友人が集まって、加藤さんのサポートでブッキングドットコム側と交渉していくことにしました。
交渉しても誠意ある対応が行われず、引き続き返還がされない場合、残念ながら法的な手続きをせざるを得ません。
もし、このブログをお読みの方で、同じような問題に直面している方がいれば、情報交換できればと思います。騒ぎを大きくするのが目的ではないので、まずはできる限り穏便に解決していくつもりです。
ブッキングドットコムに関しては経営不安という話も聞かず、未払いの理由は不明です。社会問題化する前に早急な対応をして欲しいものです。
編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2023年10月4日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。