世界的な宿泊予約サイト「ブッキングドットコム」の宿泊施設運営者に対する未払い問題。今週書いたこちらの記事を読んで、同じトラブルを抱える複数の方から連絡が入りました。
私は中野新橋(写真)と大久保で民泊施設を運営しています。東京で民泊を運営している私のような個人投資家だけではなく、旅館を運営している経営者の方からも数百万円の未払いがあるとの実態を聞きました。
大規模な宿泊施設になれば、従業員への給与の支払いなどもあり、未入金は資金繰り倒産にもつながりかねない死活問題です。
送られてきた相談メッセージに関しては、加藤博太郎弁護士が対応する下記のメールアドレスを紹介して、取りまとめをお願いしています。
<相談・お問い合わせ用メールアドレス>
bookinghigai@katolawoffice.com
すでに、私を含めかなりの被害者が集まっていますので、集団訴訟を視野に入れ、今後の進め方に関して弁護士と相談しています。
また、加藤弁護士からメディアに対しても積極的に働きかけをしてもらっています。
あまり大きな騒ぎにしたいとは思いませんが、問題解決を早めることができるのであれば、メディア対応も積極的に行っていく予定です。
既に地上波のキー局からの状況に対するヒアリングの依頼が届いています。3連休に何らかの動きがあるかもしれません。
今回の被害者側からのアクションにブッキングドットコム側が対応して、未払い金に関して先行して支払いをする可能性があります。
泣き寝入りをしているよりも、先にアクションを起こしたほうが得策だと私は考えました。
ブッキングドットコム社は経営不振に陥って支払いができない訳ではなさそうです。とすれば、いずれ解決する問題なのかもしれませんが、これまでの不誠実な対応に対し、誠意のある謝罪と支払うべき金額の支払いを早くしてもらいたいものです。
一緒にアクションを起こしたい被害者の方は、上記のメールアドレスまでご連絡ください(「評論家」や「やじ馬」の方はお断りします)。
編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2023年10月7日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。