50年間で初の全銀システム障害がいまだ復旧できず:つまずいたのは誰?

アゴラ編集部

10日発生した銀行間送金システムの障害について、全国銀行資金決済ネットワークは、11日午前になっても障害が継続していると発表しました。

システムの不具合が発生したのは三菱UFJ銀、りそな銀、三菱UFJ信託銀行、埼玉りそな銀、関西みらい銀、山口銀、北九州銀、もみじ銀、日本カストディ銀、JPモルガン・チェース銀、商工組合中央金庫といった11金融機関に上ります。

全銀ネットの声明では、システムが復旧しない場合でも別の手段で対応し、振り込みができるようにするといいます。

【追記】10日から続いていた障害は12日朝に解消しました。関係者のみなさんの献身と技術に心からの敬意を表します。

全国銀行協会

システムの堅牢さを知る人びとにとっては未曽有の衝撃の事態です。

朝までに復旧できずエラーが継続しているようです。

三菱UFJ銀行やりそな銀行など11の金融機関で旧システムから新システムへ切り替作業中に起きた不具合だったようです。

しかし、全銀システムそのものは「こけて」いないらしいです。

関わりたくないという声が多く上がっており、事態の深刻さを物語っています。

これからの日本はあたりまえだと思っていたことができなくなっていくのかもしれません。