ルノートルのビュッシュ・ド・ノエル&ガレット・デ・ロワ(パリ)

ルノートルのノエル&エピファニー。

今年のテーマは”グルマンディーズの国のノエル”。不思議の国のアリス的なファンタジーとナチュラルなかわいらしさ溢れる作品群。

シグニチャービュッシュ・ド・ノエルは、リュージュ(ソリ)。ショコラやメレンゲのプチフールをたっぷり乗せたショコラのリュージュの中に、アントルメ。カカオ、ヴァニラ、キャラメルに、バナナやパッションフルーツなどのエキゾチックフルーツ。

子供を撫でるような優しい甘さで誰にも好かれる、これぞルノートル!的な王道のおいしさ。

マロン&洋梨のビュッシュ・グラッセもよい感じ。ガストン・ルノートルが生み出した傑作菓子”フイユ・ドートンヌ”のグラッセ版も登場。うわぁ、これ食べてみたい。

リゾットやトゥールトなど料理系惣菜も揺るぎないおいしさ。ガレット、シジュウカラ模様のフェーヴ欲しい♪

この生産量でこのレベルをキープできるって、ルノートルしかありえないね。

ギー・クレンゼー率いる、MOF&世界チャンピオンだらけのスーパーシェフチームが生み出す、おとぎの国のようなノエル&エピファニー。脱帽。


編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2023年9月16日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。