モナコ滞在、後半。(前半はこちらです)
イベント後、愛しのルイ・カンズ(ルイ・キャーンズ)ディナー。モナコ君主、アルベール2世公もご一緒♪
アルベール2世公は、日中のイベントでも最後に登場され、国連総会から戻ってきたばかりでこんな時間になってしまい申し訳ない、と、スピーチされた。
テーブル、真横。しかも、目の前に見える位置にいらっしゃる。楽しそうに食事をされるアルベール2世公のお顔を拝見しながらの、ロワイヤルディナー。
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サロン全景を撮ろうと、角に行って撮影。後からわかったけど、ちょどうここが、アルベール2世公のお席。ネームプレートあったのかしら?
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イベント会場前に停まってたレクサス、ナンバープレートがMC01。公用車だわ~
さて、ディナー。
ルイカンズ(ルイキャーンズ)のシェフ、エマニュエル・ピロンの料理が圧巻で、食業界の同席者、そろってざわつき大興奮。
春に来て初めてエマニュエルの料理いただいた時も素晴らしかったけど、今回も、目の覚めるようなおいしさ。
特にルジェ、背筋がゾクゾクッとして感覚が覚醒する。前回のアーティチョークに匹敵する感動。
エマニュエル、すごすぎる。彼は、ADPAでロマン・メデーを支えていた実力は。ロマンに通じる、ナチュラリテ(自然派、とでも訳そうかな)の意識が実に素敵に花開いていて、本当に素晴らしい料理を作ってる。
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奥のテーブル、金髪女性の左にチラッと見えているのがモナコ君主。
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感動に感覚が覚醒した、ルジェ。
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最後は厨房スタッフが行進しながら登場。左端、拍手しているのが、シェフのエマニュエル。後ろは、元ここのシェフで今はオテル・ド・パリ統括シェフのドミニク。
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公の横でスピーチする、ムッシュ・デュカス。ムッシュ・デュカスはアルベール2世公の父、レーニエ3世に呼ばれて、ここルイ・カンズに来て、3年で3つ星に輝かせ、モナコを超美食大国に仕立てた。
翌日。
また近くオテル・ド・パリ&愛するルイ・カンズに来られますように、と願いながら、ホテルのラッキーシンボル、ルイ14世がまたがる馬の彫像の膝を撫でる(ロビーのお花が新しくなった)。
これ、ほんとに効果あるんだよね~。1995年夏のルイ・カンズ初訪問来、この膝のおかげで、ルイ・カンズには10度以上来ているし、オテル・ド・パリにも2度泊まれてる。アビアント♪
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周りをちょっとお散歩。白い建物がオテル・ド・パリ、右がカジノ。撮っている後ろが海。
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ディアギレフ&バレエ・リュスがたくさん活躍した場所。
この時代にここにいたかった〜。
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バイバイ、オテル・ド・パリ。またね
編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2023年9月25日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。