ロランジュリー&夜の海岸(マントン)

間下夫妻の「ロランジュリー」@マントン。独立おめでとう、みつシェフ&ゆみこさん♪

愛する料理人ブルノ・シリノの「オステルリー・ジェローム」で、昔からとってもお世話になっていたみつシェフ。4月にちょこっと会った時にマントンにオープンするって聞いて楽しみにしていて、6月にこの街に来た時は絶賛工事中の様子も覗きに来た。

そして9月、ちょうどモナコ仕事が入ったので、足を伸ばしてマントンまで。

左が、ジャン・コクトーの壁画&天井画がある市役所。
右の広場の一隅に「ロランジュリー」がある。

うっわぁ〜、おいしっ!懐かしいオステルリーの香りがそこはかとなく漂う、フレッシュで香り高く、丁寧で優しい料理。

ガスパッチョの生き生きした風味、ピーマンと愛するガンベローニのマリアージュ、鯖の締め具合、旨味凝縮カボチャのピュレ・・。はぁ、おいしい。

デセールその1、ヴェルヴェーヌ香るペッシュメルバ。

マントン=レモンなどの柑橘。レモンタルトは、シリノさんのところで作っていたものを進化させてる。フワッと軽やかテクスチャーの香り高いクリームとさっくりタルトで美味♪

マントン一人滞在。このおいしさを誰かと分かち合えなくて残念。代わりに、暖かな空気が気持ちよいテラスに集う満員御礼のゲストたちの笑顔を眺める。みんな今日ここにいられて幸せねー。数組、フリのお客様、満席ですって断られてた。

次のニース滞在時、友達と一緒に絶対ここまで来よう。その前に、ニース滞在させてもらえるよう友達にしっかりお願いしよう。

素敵においしい時間にブラヴォー&メルシー、間下夫妻♪

月の光に惹かれて海岸へ。

美しい上限の月、月光に輝く海、満天の星空。暖かなインディアンサマー。あまりに心地よくて海岸ぶらぶらをやめられない。

お土産に、カボチャを練り込んだ自家製天然酵母パンいただく。翌日パリに戻り、友人宅でさっそくお味見。ほのかにあまくておいし〜。


編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2023年9月26日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。