マントンのジャン・コクトー美術館、お気に入り。海に向かう城塞というロケーションも素敵。
4月に来た時と、ほぼ全て作品が入れ替わってる。
10年くらい前、すぐ近くに誕生した、セヴラン・ワンダーマンの個人コレクションを飾る新コクトー美術館所蔵の作品が、たくさん飾られていて嬉しいな。
ワンダーマン美術館は、数年前の大嵐で浸水してしまい、今なお再開の予定が立っていない。コレクション一部は、こちらの旧美術館で少しずつ飾っているそう。
海とマルシェの間にできたワンダーマンコレクションのジャン・コクトー美術館。海の目の前、しかも半地下。台風にやられたのも無理ない・・。城塞美術館もかなりの被害が出たと言っていた。
時計業界にいたムッシュ・ワンダーマン、何度かインタヴューしたことあったけれど、当時、彼がコクトーの素晴らしいコレクション持っていると知らなかった。コクトーの話、聞きたかったなぁ。
2016年4月、ワンダーマンのジャン・コクトー美術館訪問時の様子はこちらです。
今日の、”もしも一枚もらえるなら”は、この天使。
ジャン・コクトー美術館から海岸ぶらぶら。マントンの海がきれいでみとれる。
さまざまなニュアンスの碧、白、そしてきらきらの輝き。太陽の動きを追いながら、一日中この海を眺めていたいな。
大賑わいのマルシェ覗き、大好きなバルバジュアン(マルシェそばにすっごくおいしいのが売ってる)を大量に買い込み、チャオ・マントン。
編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2023年9月26日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。