中国の李克強(リーコーチアン)前首相が27日、心臓発作で死去したと中国国営メディアが伝えました。
李前首相は2013年に首相に就任し、今年3月に退いたばかりでした。
■
中国専門家からも驚きの声があがっています。
2カ月前に目撃された李克強前首相の健康状態は良好だったようです。
李前首相は共産党のエリート集団である共青団(共産主義青年団)の出身で、胡錦濤前国家主席の後継者とも言われていましたが、習近平国家主席に権限を取り上げられていったと言われています。
病死でないのではないかと疑う向きも多いです。
習国家主席と対立していることは伝えられていました。
なんらかの力が働いたのでしょうか。
習国家主席は腐敗撲滅を名目とした粛清も続けています。現首相である李強首相も対象になっているとの見方もあります。
「次は李強首相」との噂がにわかに拡散、中国・習近平の大粛清時代に突入か JBPress
習国家主席による独裁政治は続くのでしょうか。
そして、中国はどこへ向かうのでしょうか。