池袋暴走事故で高齢ドライバー側に1億4600万円の賠償命令

2019年に池袋の乗用車による事故で妻と娘を亡くした遺族などが、事故を起こした高齢ドライバーに対し損害賠償を求めた裁判で、東京地方裁判所は被告側に約1億4600万円の賠償を命じました

事故現場 NHKより

この判決は社会にどのような影響を及ぼすのでしょうか。

保険会社の対応も賛否を呼んでいます。交通事故の損害賠償を求める民事裁判では、被告側が任意保険に加入している場合、保険会社が対応することになります。

 

松永さんの民事裁判では、被告側が松永さんがブログで心情としてつづっていた「こんな何も生み出さない無益な争い、もうやめませんか」ということばを引用して、「民事裁判も早期に終わらせるべきだ」と主張したということです。

裁判所の判決は「正当な訴訟活動の範囲を明らかに逸脱しているとはいえない」としています。

運転の過失の責任は自動車メーカーにも及ぶのでしょうか。

被告の遺族への対応が火に油を注いできたという指摘も。

高齢者のアクセル踏み間違いはほんとうに恐ろしいことですが、高齢者の多くは踏み間違えません。超高齢社会へ突き進む中、何らかの対応は進むのでしょうか。

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