イスラエルが難民キャンプを爆破：ガザ地区への攻撃は日本への原爆投下と同じ？

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アゴラ編集部

イスラエル軍の空爆によりガザ地区にある難民キャンプが被害を受けました。

空爆されたキャンプは11万人以上の難民が登録されており、少なくとも50人の死者が確認されたと報じられています。

非戦闘市民の殺害は戦争犯罪に該当します。

トルコのエルドアン大統領は人道上の配慮を無視してガザ地区を攻撃するイスラエルを戦争犯罪国家だと評していました。

しかし、イスラエル政府は目的達成のためなら何をしても許されると思っているようです。

ガザの様子 NHKより

ニューヨーク・タイムズによると、イスラエル政府関係者はアメリカの原爆投下を引き合いに出し、非戦闘市民の殺害を正当化しているみたいです。

傍若無人なイスラエルの態度に憤慨して、世界各地ではデモの嵐が吹き荒れています。

中東地域から遠く離れた南米チリはイスラエルの国際法違反を許容できないとして、大使をイスラエルから召喚しています。

チリ、「容認できない国際法違反」でイスラエルから大使を召還

イスラエルは世紀の人権侵害であるホロコーストを契機として建国された国ですが、建国の尽力した人々は今のイスラエルを見て何を思うのでしょうか？

ハマスのテロ攻撃は決して許される行為ではありません。しかし、だからといってイスラエルが国際法や人道上の懸念を無視して戦争をすることも同様に認めるべきではありません。

イスラエルが行動を改めない限りは国際社会において同国の孤立化が進んでしまうことになるでしょう。