メルカリは“ごね得”である!

Suchat longthara/iStock

今年の4月18日に「メルカリで詐欺未遂に遭遇!? 利用の際に気を付けるべきこととは?」をエントリーした。この際には、事実を捏造して取引を終了させようとしたことや、消費者庁への通報により事態が好転したことを解説した。

メルカリで詐欺未遂に遭遇!? 利用の際に気を付けるべきこととは?
今年の初めにメルカリに入会した。キャリア数カ月のアマチュアだが、今回、事故に巻き込まれそうになった。 スキル不足が影響した可能性も否定できないが、忘備録として本記事をエントリーしたい。 画像とは異なる商品が届いた 私には、...

その後のメルカリライフは?

現在は、もっぱら断捨離中心に活用していたが、今回事故に巻き込まれた。読者の皆さまにも参考になる事案だと思うのでご報告したい。

私にはヴィンテージ時計収集の趣味がある。10年~20年くらい前、ブルガリの時計を好んで集めていた。定価は60~80万円で、並行輸入や知り合いの時計屋で廉価に購入していた。最近は大口径が流行りなので、38ミリ未満、シリコンやラバー製のベルトのものを放出していた。とくにベルトはひび割れすると断裂してしまうので注意が必要である。

いままで売却した時計

ここ数カ月で、6本の時計を売却してきた。また、すべての時計は動作を確認し調整後に出品している。

今回、事故にあったのは「BVLGARI SCB38S」である。このモデルは良好な個体が少ないため比較的人気が高く、20年落ちでもOH実施済みなら20万円以上、未OHでも16~17万円が相場となっている。

当初は16万円で出品していたが、値引き購入依頼があったので、15%の値引きをして13万5000円にて売却をおこなった。購入は10月15日、購入者の受取は10月17日、ところが10月23日返品したいと連絡がある。

実際の時計

以前のエントリーの際にも解説したが、「購入したものは返却不可能」というメルカリの通達を思い出した。前回は、疑義を申し立てたところ勝手に終了させられた。さらに、自動終了(〇日後に終了します)を設定された。その後、国民生活センターからメルカリに連絡があり、メルカリが発言を撤回し解決に向かったことがある。

今回、以前のことを思い出したので、「メルカリでは返却不可能だったこと」「以前の対応をどのように理解すればいいか」の2点について確認をした。

メルカリの回答はいかに

すると、次のような回答がある。誠意がないといえば無さすぎるが想定内だろうか。

次にどのような基準、どのような根拠で回答しているか尋ねたが、基本はゼロ回答。明確に回答をしないことを徹底しているようである。フラストレーションがたまるだけなので返品で対応したいと考えた。メルカリの指示通りに、購入者に、当方の氏名、住所、連絡先を通知した。

ここで、購入者から送られてきたラベルを公開したい。購入者が一般人であることを想定し、一部のみの公開とする。購入者自身の氏名、住所は殴り書きで解読不可能である。したがって開封もしていない。送り先(私の住所)はなんとか解読できるレベルだった。

購入者から送られてきたラベル

購入者の意図がよくわかる。ようは、届けばなんでもいいと思っているのである。だから、自分の名前や住所、連絡先を正しく明記できないのである。普通に書けばいいものを、なぐり書きで判別できないようにする姿勢には違和感を覚える。

本人確認できない場合どうすべきか

今回は、購入者の本人確認ができていない。そのため、私にはいくつかのリスクがある。ひとつは「商品すり替え」である。購入者が異なる商品にすり合えたとしても、本人確認ができないわけだから追及できない。もう一つが、「破損のリスク」である。購入者が破損させたとしても同様に追及ができない。メルカリに通知すると、次のような返信がある。

こちらが意図している回答ではない。私には文字が解読できない。購入者の本人確認ができない商品を受け取れとは乱暴すぎないだろうか。この場合、被害を被ったら、だれが取ってくれるのだろうか。

メルカリは秀逸なビジネスモデルと利便性の高さが支持されて、シェアを拡大してきた。しかし、いざトラブルが生じると機能不全に陥る。そのたびに、不毛な労力を使うので今後の利用は控えようと思った。もし、読者の皆さまのなかっで、よい解決方法や経験がある方は遠慮なくコメントを書き込んでいただきたい。

また、誰もが商品に記載している「お客様のご都合による返品は受け付けておりません」は違反のようである。ほとんどの商品にこの一文は記載されているわけだが、だったらなぜ辞めさせないのだろうか。連休明けにでも、国民生活センターに照会しようと考えている。追って第2弾を報告したい。