アラブ・イスラム諸国がイスラエルの「戦争犯罪」を非難

アラブ・イスラム諸国の政府首脳が緊急会合を開き、イスラエルの「戦争犯罪」を非難する声明を発表しました。イスラエルによるガザ地区攻撃の激化に周辺諸国が危機感を覚えています。

また、同首脳たちはイスラエルの「戦争犯罪」のみならず、「人道に対する罪」が国際裁判所で調査されるように求めています。

中立的であるはずの国連までもイスラエルの過剰な攻撃を座視できず、イスラエルの攻撃が戦争犯罪に該当すると警告しています。

ハマスのテロ攻撃以降、イスラエルを積極的に支持していたフランスですが、先日同国のマクロン大統領が停戦の必要性に言及していました。マクロン氏は民間人を死傷させるイスラエルの攻撃には「正当性ない」とまで発言しています。

イスラエルの軍事行動を無条件で支持してくれるのは世界で米国ぐらいしかいません。

アメリカはイスラエルへの大きな影響力を持っています。紛争が中東全域に拡大しないようにするためにはアメリカの働きかけも必要です。

いい言葉だが、なぜネタニヤフ首相に真剣な圧力をかけないのか?イスラエルへの年間軍事援助は38億ドルで、さらに増額が約束されている。条件はどこにあるのか?

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