アラブ・イスラム諸国の政府首脳が緊急会合を開き、イスラエルの「戦争犯罪」を非難する声明を発表しました。イスラエルによるガザ地区攻撃の激化に周辺諸国が危機感を覚えています。
アラブ・イスラム諸国が緊急首脳会議 「戦争犯罪」とイスラエル非難 https://t.co/hvMQRnbPAe
— テレ朝news (@tv_asahi_news) November 12, 2023
また、同首脳たちはイスラエルの「戦争犯罪」のみならず、「人道に対する罪」が国際裁判所で調査されるように求めています。
「アラブ・イスラム合同首脳会議は土曜日、国際刑事裁判所の検察官に対し、「イスラエルによるパレスチナ人に対する戦争犯罪と人道に対する罪の調査を完了させる」よう求めた」https://t.co/rYuA3PRAET
— 清水泰雅 (@steco_shimizu) November 12, 2023
中立的であるはずの国連までもイスラエルの過剰な攻撃を座視できず、イスラエルの攻撃が戦争犯罪に該当すると警告しています。
パレスチナの武装グループによる10月7日の残虐かつ残忍で衝撃的なこうした行為は戦争犯罪であり、人質の継続的な拘束も同様に戦争犯罪です。
イスラエルによるパレスチナ市民への集団懲罰もまた、戦争犯罪に該当します。
– ターク @volker_turk 国連人権高等弁務官 @UNHumanRights (11月8日) https://t.co/miIM8IOChx
— 国連広報センター (@UNIC_Tokyo) November 12, 2023
ハマスのテロ攻撃以降、イスラエルを積極的に支持していたフランスですが、先日同国のマクロン大統領が停戦の必要性に言及していました。マクロン氏は民間人を死傷させるイスラエルの攻撃には「正当性ない」とまで発言しています。
フランス大統領、ガザ空爆停止を要求 民間人殺害に「正当性ない」https://t.co/HwEzUogyv3
マクロン氏はイスラエルの自衛権を認めた上で「まず戦闘の人道的休止を行い、停戦に移行する以外に解決策はない」と指摘しました。
— 毎日新聞 (@mainichi) November 11, 2023
イスラエルの軍事行動を無条件で支持してくれるのは世界で米国ぐらいしかいません。
米アラブ、ガザ衝突で溝 ハマス利すると「停戦」反対―ブリンケン氏https://t.co/87FMn50eNR
ブリンケン米国務長官とアラブ諸国外相らはヨルダンの首都アンマンで会合を開き、イスラエルと、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの衝突を巡り協議しました。
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) November 5, 2023
アメリカはイスラエルへの大きな影響力を持っています。紛争が中東全域に拡大しないようにするためにはアメリカの働きかけも必要です。
Nice words, but why no serious pressure on Netanyahu? It is not as if the US government lacks leverage: $3.8 billion in annual military aid to Israel and now more promised. Where is the conditionality? https://t.co/CCQYQ5dUm5
— Kenneth Roth (@KenRoth) November 5, 2023
いい言葉だが、なぜネタニヤフ首相に真剣な圧力をかけないのか?イスラエルへの年間軍事援助は38億ドルで、さらに増額が約束されている。条件はどこにあるのか?