納豆で若返る!食べても太らないのは、どっち?

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楽しみながらクイズに答える。それだけで、太らない食べ方のコツが身につき、自然と「やせ体質」に変わります!

本書は、著作累計70万部突破の管理栄養士が「定番メニュー」を徹底比較。おうちごはん、外食、コンビニ食、スイーツ、ドリンク……全136品が網羅されています。

食べても太らないのは、どっち?」(菊池真由子 著)三笠書房

食べても太らないケースを紹介

<おにぎり昆布 vs. 納豆巻>

昆布は「海の野菜」の異名を持つほど食物繊維が豊富。不足しがちな海藻類の補給源にぴったり。一方、納豆は「畑のお肉」と言われる大豆食品。食物繊維はもちろん、たんぱく質も豊富です。気になるカロリーですが、どちらも大差はありません。ただ、「太りにくさ」という点では、納豆巻きに軍配が上がります。

その理由は、納豆のたんぱく質は「植物性」のため、余計な脂肪がつきにくいのも特長。さらに、納豆には脂肪の燃焼を助けるビタミンB6も豊富です。昆布おにぎりも納豆巻きも、甲乙つけがたいですが、太らないのは納豆巻きです。

<納豆 vs. 生野菜サラダ>

生野菜サラダは徹底的にローカロリー。ドレッシングを使っても、カロリーが気にならないほどです。不足しがちな野菜の量、食物繊維の補給源としても優秀です。納豆も低カロリー、低糖質、低脂肪。しかも食物繊維が多い食品です。

食物繊維には、水に溶ける水溶性と溶けない不溶性があります。納豆は2つの食物繊維が豊富です。しかも脂肪の代謝に関わるビタミンもたっぷり。口から入る脂肪が少なく、同時に脂肪をエネルギーに発散させる効果のある納豆は、太らない食生活に必須の食品なのです。納豆はしっかりかき混ぜて食べるのがコツ。うま味成分が増えておいしくなります。

あなたを変える! 納豆ライフ

「いつまでも若々しくいたい!」。もし、そのように思っているなら、「毎日、納豆を食べることが必要」だと菊池さんは解説します。

老化は先のことなどと考えている人は「油断」をしてはいけません。見た目を左右する肌の老化は、25歳ごろから始まるからです。25歳を過ぎて何の対策もしていないと、肌が老け込んでいきます。恐ろしいですよね。でも、納豆を毎日食べれば、心配ご無用です。あなたの見た目年齢は若返るはずです。(菊池さん)

納豆は、ポリアミン以外にも若返り効果抜群の栄養素が豊富です。その代表が脂肪の燃焼を促すビタミンB群です。多く含む食品は、レバー類やウナギのかば焼き、牛乳、ヨーグルトなどです。ただ、これらの食品には、脂肪やコレステロールも含まれているため、食べる量に注意が必要です。その点、納豆は植物性食品のため、脂肪やコレステロールを気にすることなく食べられます。(同)

菊池さんによれば、納豆の種類は何でも構わないとのこと。納豆を食べるタイミングは、夕食がベスト。夕食の後は寝るだけなので、カロリーや脂肪が少ない方が太りにくいからです。しかし、おいしいからとご飯の食べすぎには要注意です。

これからの季節は、おいしく健康的な納豆ライフを楽しみましょう。