岸田政権が打ち出した多子世帯の大学無償化!馬鹿も休み休み言え!

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政府が3人以上の子どもがいる多子世帯の大学授業料などを無償化する方針を固めたことが12月7日、報じられた。

「多子世帯」の大学授業料の無償化 所得制限設けずで調整 政府 | NHK
【NHK】政府は、少子化対策の一環として、教育費による経済的な負担を軽減するため、3人以上の子どもを扶養するいわゆる「多子世帯」を…

この政策は、少子化対策の一環であるとのことだが、多子世帯の大学無償化を行なっても、少子化が改善していくとは思われない。「3人子供を産んだら、大学が無償になるから、3人子供を作ろう」と多くの人が思うだろうか?逆にそのような視点で、子供を作ろうとすること自体、私には違和感がある。

何より、この政策はとんでもなく不平等なものである。子供1人、2人の家庭と子供3人の家庭の差が大き過ぎるだろう。近年、何でもかんでも無償化という無償化の波が押し寄せているように思うが、私は高校の無償化にしても、大学の無償化にしても反対である。

本当の意味での貧困家庭には支援は当然必要であろうが、そうではない家庭にまで支援する余裕が政府にはあるのだろうか。莫大な支援(税金の無駄使い)のせいで、将来、大増税となって国民に返ってくるのではないかとの不安が拭えない。

何より、何らかのサービスを受けたら、お金を払うのは当たり前の話である。それを何でも「無償化、無償化」で、無償化が当然のように思う思考が私は嫌いである。政府は少子化対策の1つとして「多子世帯の大学無償化」を打ち出したようだが、他にも少子化対策と称して、様々な支援をしてきている。いわば多くの税金を投入してきた。

こういった対策が功を奏して、将来、少子化を抜け出せましたという状況になるならばまだ良かろうが、そうならなかった場合、目も当てられないことになるだろう。多くの税金をドブに捨てるのと同じであろう。

政治家にしても官僚にしても、人の稼いだ金(税金)だと思って、ジャブジャブと無駄なことにお金を使い過ぎである。政策が失敗したからといって、彼らが無駄に使ったお金を補填してくれる訳でもない(この政策が絶対に少子化対策に寄与できるというならば、百歩譲って、実行しても良いが)。

本当に腹立たしい限りだ。「多子世帯の大学無償化!馬鹿も休み休みに言え!」とはきつい表現ではあるが、国民の税金を湯水のように無駄に使おうとしている政治家・官僚たちへの怒りの表明である。