パリ国立オペラ座バレエ、公開レッスン。
ガルニエの上にある大きなお稽古場で、毎朝行われている基礎レッスン。去年から、ガルニエとバスティーユで何度か舞台公開で開催されていて、毎回大人気。月一とかの定期催しにすればいいのにね。
5月にバスティーユで見て、今回が2度目の体験。
5月同様、中央にクララ♪ 脚の上がり方がとてもきれい、そして高速かつ距離感抜群のディアゴナル、お見事。周りから、ほほぉとため息聞こえる。
コールの子たち中心ななか、エトワールもちらほら。ユゴ、アマンディヌ、ヴァランティヌ、マルク・・・おぉ、ギヨーム!
やっぱり上手なエトワールたちの中でも、ギヨームの輝きが一際目立つ。なんて美しく鮮やかなマネージュやアントルシャ。友人が、「サラブレットみたい〜」と。全くもって、まさにサラブレットのように完成されて美しく気品ある筋肉と動き。オペラ座バレエでこうやって花開いてくれてありがたいねぇ。
90分間のお稽古、ダンサーたちもハードだけれど弾きっぱなしのピアニストもすごくハード。素晴らしい演奏でずっと寄り添っていてすごいなぁ。
お稽古見学後、「釜喜利うどん」で肉味噌うどんにちくわ天(うどんといえばやっぱりちくわ)とたまご天(半熟だったらよかったな)トッピングし、ハイボールで乾杯。
驚きの改革が行われるオペラ座バレエ昇進試験の話題で、おうどんちゅるちゅる。
編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2023年10月17日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。