おじさんがSNSのコメント欄に書いてはいけないこと

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フェイスブックやインスタグラムなどのSNSには、コメント欄があります。私のアカウントにも、知り合いだけではなく、全く面識のない人も自由にコメントを入れてきます。

とてもありがたいコメントや、参考になるものもたくさんあるのですが、中には「なんだかなぁ」な気分になるものもあります。

コメント欄に誰の得にもならない余計なことを書いて、周囲の温度を下げてしまう。以前にも書いたことがありますが、こんな「イタいおじさん」にならないように注意しなければなりません。

『自己顕示欲たっぷりのマウンティングおじさん』
人気レストランに行ったことを投稿すると、「裏メニューは食べましたか」とコメント。あるいは、空港のビジネスクラスラウンジの話を書くと「ファーストクラスラウンジはもっとすごいですよ」という具合に、マウンティングしてくる人です。

『好みの女性に無理やり絡む粘着エロおじさん』
自分がタイプの女性が自撮り写真をアップすると「いつも素敵ですね」「とてもお似合いです」。食事に行ったお店を紹介すると「今度ご一緒しましょう」などと、しつこくコメントして、それに対するレスを期待する人です。

女性が、しょうがなく返信すると、更にそこに被せて返信する。こうなると、傍から見ていると「イタい」を超えて「キモい」レベルになってきます。

『否定的コメントを書きたがるネガティブおじさん』
アップされた内容に対して「字が違います」「去年からルールが変わりました」「私はそうは思いません」などと、細かい修正や、自分の意見を押し付けてくる人です。

知り合いならまだしも、面識のない人がいきなり批判的なことを書いてきたりするからびっくりします。

3つに共通するのは、どの内容もあえてコメント欄に書かなくても良いことだということ。

マウンティングしたいなら、人を巻き込まないで自分のスレッドに書けば良いことです。
絡みたい女性がいるなら、直接メッセージを送るのが礼儀でしょう。
ネガティブな内容も、間違った内容を教えてあげるのであれば、人前に晒すのではなく、そっと教えてあげればスマートです。

知り合いのコメント欄に何かを書きたくなる事は、私も良くあります。しかし、上記に当てはまるような内容でないことを確認してから、言葉を選んでアップするようにしています。

これは、おじさんだけに限らず誰にでも当てはまることです。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2023年12月14日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。