大学時代のクラスメイトが集まった年末の同窓会で突っ込まれたのは「お前の髪は地毛ではなくかつらではないか?」という「ヅラ疑惑」でした(笑)。
確かに、同世代の中では、髪の毛は多い方だと思います。でも断言いたします。私はヅラではありません。
もちろん毎月表参道でカミカリスマにカラーリングしてもらうなど、髪にはそれなりに気を遣っています。
そんな「ヅラ疑惑」に続いて、来年言われそうなのは「整形疑惑」かもしれません。
と言うのも、新春の年初に抜歯をして、本格的な歯列矯正をすることにしたからです。
今年はこれまで歯を抜かないで、歯列矯正を続けてきましたが、なかなか効果が出ませんでした。
私は顎に比べて歯の数が多すぎて、全体的に上下の歯が前に出ている状態です(写真)。
出っ歯とは言いませんが、歯が斜めに生えているので、圧に対して負荷がかかりやすく好ましくない状態になっています。将来的なメンテナンスにマイナスの影響があるという分析です。
また、寝ている時に口呼吸になりやすく、扁桃が炎症を起こしやすくなって免疫が低下したり、口の中が乾燥することから歯肉炎や虫歯になりやすいといったデメリットがあります。また睡眠中の無呼吸やいびきの原因にもなると言われています。
今までも抜歯による歯列矯正を勧められてきましたが、健康な歯を抜いてしまうことに、ずっと大きな抵抗があり、ネガティブでした。
しかし、何人かの歯科医に相談したところ、歯の数にこだわるより、歯の質にこだわった方が良いと思うようになりました。
まずは、下顎の歯を左右1本ずつ抜いてもらうことにしました。
抜歯して歯の隙間を作り、そこに残っている歯を移動させることで、歯が後ろに引っ込み、顔の見た目の形が劇的に変わるようです。
整形で顎の骨を削ったのと同じような効果が期待できると勝手に思っています。
ただ、目や鼻を整形するわけではないので、期待するほど大きな変化は無いかもしれません。
いずれにしても、リアルな人体実験は、不安でもあり楽しみでもあります。
もしかしたら、来年お会いした時、顔の輪郭の変化に違和感を感じることもあると思います。決して整形ではありませんので、その時は遠慮なく指摘してください(笑)。
編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2023年12月28日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。