アルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領は、政府機関が地方自治体が行政サービスを宣伝するために「無料」という言葉を使うことを禁止しました。ミレイ大統領は、「無料」という言葉の使用は国民に対して嘘をつくことになると考えているそうです。
Javier Milei prohibirá a las instituciones gubernamentales utilizar la palabra “gratuito” para promover ningún servicio o función estatal en provincias municipales o a nivel nacional mediante el Artículo 209.
Milei considera que el uso de la palabra “gratis” es mentir a los… pic.twitter.com/pAiTqT6VPC
— Wall Street Wolverine (@wallstwolverine) December 28, 2023
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政府機関や役人が「無償」と言ってもそれは「無償」ではなくて「納税者負担」なのです。
ミレイ大統領の法案の第209条は、政府が提供するサービスに言及する際、政府機関や役人が「無償」という言葉を使うことを禁じます。無償ではなくて納税者負担だからです。 https://t.co/P71VP82c67
— Matthew Noyes (@matt_noyes_) December 28, 2023
これは日本も見習うべきではないかという声が多く聞こえてきます。
これは日本も見習うべき点では?「無償」と言ったところで”打出の小槌”があるわけではないので、いつか誰かが必ずコストを負担します。それが税なのかインフレなのか、今の世代なのか将来の世代なのかは分かりませんが、無償分のコストは何らかの方法で必ず回収されます。 https://t.co/OHJAYHEoRc
— 霞ヶ関女子 (@kasumi_girl) December 29, 2023
日本でも「無償化」という言葉が流行っています。
アルゼンチンのミレイ大統領の政策パッケージ第 209 条は、政府機関や役人が、国家を通じて国民に提供される納税者が支払うサービスに言及する際、「無料」という言葉を使用することを禁じている。
日本も無償化という言葉を使うことをやめましょう。当たり前です。 https://t.co/KPJPGtqPhm
— 渡瀬裕哉 (@yuyawatase) December 29, 2023
日本政府が「無償化」と言うのも禁止して欲しい。
❝ハビエル・ミレイは、第209条を通じて、政府機関が地方や国家レベルの国家サービスや機能を宣伝するために「無料」という言葉を使うことを禁止する。
ミレイは「無料」という言葉の使用は市民に対して嘘をつくことになると考えている❞ https://t.co/ve1H9NCuuQ— Yubah (@yubyubah) December 28, 2023
まやかしの「無償化」が将来世代に大きな禍根を残すことは目に見えています。
「学校無償化」ではなく「税金で学費全額負担」と正しく言ってほしい。サービスが無料になるのではなく、納税者が負担することを明示すべき。
老人医療無料化が50年後の今までたたっていることをみると、これも将来世代に大きな禍根を残すおそれが強い。 https://t.co/o1wSnRWbQy— 池田信夫 (@ikedanob) December 4, 2023
かつての先進国であるアルゼンチンが没落して、ミレイ大統領が登場するまでに半世紀以上が経ちました。アルゼンチンは日本の未来の姿でしょうか。