こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。
能登地方の震災に続き、被災地へ物資を運ぶ海保機と旅客機の事故まで発生。大変な三が日になってしまいました。
亡くなられた海上保安庁の方々に、心からご冥福をお祈り致します。緊急物資輸送中に、本当に言葉になりません。
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被災地の悲痛な模様が明らかになるにつれ、なにかできることはないかと焦る気持ちが、私自身も募るばかりです。
「政治家なんだから、なんとかしろ!」
「現地に行くなりモノを送るなり、やればいいじゃないか」
というご意見も届きますが、行政を預かる首長や政府与党を除けば、政治家であっても現時点でできることは極めて限られています。無力で歯がゆいばかりですが…。
また被災地は混乱状態にあることが予想され、中途半端に議員などが訪れてあれこれと意見を言うタームでは、少なくとも現時点ではありません。物資のニーズも刻一刻と変わっていきます。
「令和6年能登半島地震について。(1月2日時点)」
1月1日16時、最大震度7を計測した能登半島地震が発生しました。被害に遭われた方々に、心からお見舞い申し上げます。災害に関わる専門家として、改めてこの時期に気に留めておくべきことをまとめておきます。…
— 藤沢烈 (@retz) January 2, 2024
災害に関わる専門家でもある藤沢烈さんが、非常に良いことを書いていたので以下に共有します。※()内は音喜多による補足を含む
・発災から72時間は、とにかく被災地のリソースを妨げてはならない。現地への連絡も慎む
・正しい情報を得る(間違った情報やデマは拡散しない。SNSは特に要注意)
・今すぐできる支援は寄附(物資のニーズは刻一刻と変わる。ネット情報で焦って送ると、現地の足を引っ張る場合も)
・復興は長期戦(ボランティアの受入体制が整ったら、ぜひボランティアへ!また観光や買い物に行くのも復興支援の一つ)
私自身も長く東北復興支援NPOに身をおいて活動しておりましたが、その実感からも非常に大切なことばかりです。
もちろん政治家という立場では、一般の方よりも情報が多く集まることはありますので、政府や行政機関にそれを共有して必要なプッシュなどは然るべき形で行ってまいります。
またこうした状況ですから、過度な政権批判や政治的主張は慎むべきだと思いますし、党の仲間にもそのように伝え、不適切な発信があれば指摘をしていきます。
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また東京維新の会としては、「身を切る改革」で積み立てた原資から、現地の復興支援にまとまった金額の寄附を行う見込みです(明日には金額も含めて正式決定します)。
とにかくいまできる支援は寄附!ということで、ぜひ皆様もご検討いただければ幸いです。
Yahoo!募金
https://donation.yahoo.co.jp/promo/20240101.html
(Yahoo!基金他、JVOADやPWJ等の寄附頁が掲載)
救助活動を行う関係者に心から感謝を表しますとともに、被災された方に心からお見舞いと、ご無事をお祈り致します。
これ以上の二次被害が起きませんように。切実に。
編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2024年1月2日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。