日本の「デジタル赤字」が2023年、過去最高の5兆6000億円前後になるそうです。(三菱総研調べ)これはエネルギー分野の赤字の3カ月分に相当し、その額は増え続けています。
日本は「デジタル小作人」脱却のタイミングを逃しつづけてきました。潰してきたと言う方が適切かもしれません。
日本企業の機動力が弱いというより中抜きしたり潰したりするのがうまくいきすぎただけなかもしれません。
そもそもIT化とDXの違いも判然としません。
ほんとうに日本人にはITやDXは元来不向きなのでしょうか。
参考:日本の労働生産性が低いのって国民性や労働観のせいなの?と思ったときに読む話 アゴラ
参考:日本の生産性が最低更新で世界30位:こんな日本に誰がした? アゴラ
いずれにせよ貿易赤字、所得収支でカバーしきれなくなってきてる収支構造はまずいのかもしれません。
日本のDXの遅れは、リスキリングが先か、流動性が先か・・・。
同記事は、「日米の明暗を分けた誤算は何か。変化の速さというデジタルの本質を見失った点にある」と述べていますが、整理解雇もできないのにDXはしたいという夢は実現されるのでしょうか。