米議員が交通事故で3人死傷させた米兵を収監した日本に対し謝罪を要求

米国ユタ州選出のマイク・リー上院議員がリッジ・アルコニス受刑兵を収監していた日本がアルコニス一家に謝罪する必要があると発信しました。

リー氏は「予期せぬ医療上の緊急事態によって引き起こされた交通事故で投獄されること」は不当であったとしています。

アルコニス氏は2021年に居眠り運転により3人死傷させる交通事故を起こしたことで、日本で収監されていました。

アルコニス夫人とバイデン大統領

しかし、日米両政府の協議の結果、アルコニス氏は刑期途中で米国へ移送され、その直後に監督なしの仮釈放という好待遇で解放されました。

服役中だったアルコニス氏の米国への移送を強硬に求めていた議員の1人であったリー氏はアルコニス氏の引き渡しをが成立しなければ、米国の防衛義務、日米地位協定を改定するべきだと日本を「恫喝」していました。

アルコニス氏の事故によって奪われた尊い命を同氏の釈放を求めていた支持者は無かったことにしています。

https://twitter.com/shimaintheus/status/1747360519823257784?s=46&t=jp_EcYeIZ26bwJ7Dd1a9Lg

日本への謝罪を求めたリー氏の投稿により、Xでアルコニス問題に関心を寄せる人たちが増えているようです。この問題は日本の主権や司法制度の正当性にかかわるものです。

岸田首相がバイデン大統領の要請に応じて、日本で罪を犯した米兵を解放したという決断の是非は検証されなければなりません。

https://twitter.com/takigare3/status/1747229649112072210?s=46&t=jp_EcYeIZ26bwJ7Dd1a9Lg