パリの有名ビストロガイド「ルベイ」。2024年の”ルベイ最高ビストロ賞”の表彰記念ランチ@「ジャニン」。
2024年のパリ最高ビストロに選ばれた「ジャニン」のシェフは、みなたにひとしさん。MOFのエリック・トロションに学んでる。今日のランチは、彼の料理。
パテクルートはクルート生地までしっかりおいしく付け合わせのマスタードとの相性も絶妙。うさぎのエスカベーシュとキャベツは、エストラゴン風味のマヨネーズがこれまた絶妙で、一同大絶賛。サーモンのグラヴラックスの火入も抜群で、トロトロのじゃがいも&ポワローと共に、極上の口溶け。スカンポ添えてあってトロワグロを思い出す。仔羊鞍下肉は芳醇なジュがフランス料理の極意を伝えてくれる。最後は、洋梨のタルト&ソルベ。
さすが、ルベイがトップに選んだビストロ。お料理、ご機嫌においしい。
”ビストロの魅力は、少人数でも大人数でも、気楽にワイワイガヤガヤ好きなものを好きなように食べられる点。そしてその祝祭的なおいしさに、シャンパーニュはぴったり!”と主催者の言葉通り、パルメー&Coの各種シャンパーニュと料理の相性も抜群。
今年から、パリに加えて、”パリ周辺”と”地方”の最高ビストロも表彰するように。
周辺は、ブーローニュの”ボノット”。おぉ、ノワールムティエ島で育つ最愛ジャガイモの名前だ。聞けばこの島出身だそう。島の大好きな海岸話で盛り上がる。来年春、ボノットの季節に絶対行こう。
地方は、ニースの”ダヴィア”。ニース郷土料理の大人気店として、ジャック・マキシマンを筆頭にあの地方の人たちからよく名前聞いていた。ニース行くたびに気になりつつ、どうしてもドミニク・ル=スタンの「ラ・メランダ」から離れられなくて未体験。次こそ行ってみよう。コートダジュールの大好きシェフたちや日本話(オーナーシェフのピエールは、東京と大阪で働いてた)で盛り上がる。
受賞者の皆さんおめでとう&ビストロ万歳
編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2023年11月10日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。