引っ越しを機に、ずっと使っていたリビングルームのソファを交換しようと思いました。
インテリアの専門家に相談したところ、こちらの会社の製品には張り替えサービスというのがあり、新たに買わなくてもカバーだけを交換できる方法があることを知り、見積もりをしてもらうことにしました。
ソファーのクッション自体には全く問題がなく、表面の生地が経年劣化している状態です。ショールームに行って、自分の好みのカバーの色を選んで張り替えをしてもらうことにしました。
張り生地は、様々な素材や色の中から自由に選ぶことができ、そのクオリティーによって値段が決まっています。
私の持っているのソファは特殊な構造になっているので、張り替えのためにソファーを工場に持っていく必要はなく、張り替える生地だけを自宅にサービススタッフが持ってきてくれて、その場で1時間ほど作業をすれば完成です。
私が使っているソファーは20年近くになりますが、張り替えて新品のようになりました。しかし、価格は新たに買う場合の5分の1程度です。
40代の頃に背伸びをしてイタリアの高級家具を購入しましたが、いまだに使い続けることができる。買ったときは随分贅沢で高い買い物をしたかと思いましたが、長期で見ればコストパフォーマンスはなかなかです。
テレビCMで有名な日本の安い家具を買うのも良いですが、ソファーやテーブルのような長期で使い続けられるものは、自分が気に入ったものを例え高くても買った方が、結局は「お値段以上」の気分を味わえます。
ちなみに本家のキャッチコピーは「お値段以上」ではなく「お、ねだん以上。」だそうです。
どんなものでも高ければ良いとは限りませんが、例え高くても自分が気に入って品質の良いものを長い間大切に使い続けるのも、豊かな気持ちになれて良いものです。
引越しを機に「丁寧なくらし(笑)」を一層心掛けたいと思います。
編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2024年1月23日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。