1月30日にヨルダンの米軍基地が無人機攻撃を受け、米兵3名が死亡する事態が発生しました。米国のバイデン大統領はこの攻撃の背後にいたとされる新イラン民兵組織に対する報復の内容を「決断」したと表明しています。
バイデン氏、ヨルダン施設攻撃で報復「決断」https://t.co/T4cav9opzt
バイデン氏は「中東での戦争拡大は必要と思わないし、望んでいない」とも述べ、報復措置によって地域紛争と米軍の介入が拡大する事態は回避させたい考えを示した。
— 産経ニュース (@Sankei_news) January 31, 2024
米兵を殺害した民兵組織がイランからの支援を受けていたことを受け、米国内からは民兵組織だけではなく、イラン本国を攻撃するべきだという強硬論が台頭しています。
Hit Iran now. Hit them hard.
— Lindsey Graham (@LindseyGrahamSC) January 28, 2024
今すぐイランを攻撃しろ。彼らを強く叩け。
共和党のサウスカロライナ州選出のグラハム上院議員は米軍がイラン国内にある「重要な目標」を攻撃するべきだと主張しています。
Senators Call for US to Bomb Iran in Response to Drone Attack in Jordan
Sen. Graham called for the US to 'strike targets of significance inside Iran'
by Dave DeCamp@DecampDave #Iran #Jordan #Iraq #Syria #drones https://t.co/1XabsUIWFj pic.twitter.com/QGkSTY9hD2— Antiwar.com (@Antiwarcom) January 28, 2024
上院議員、ヨルダンでの無人機攻撃への対応として米国にイラン爆撃を要求 グラハム上院議員は米国に対し「イラン国内の重要な目標を攻撃する」よう求めた
グラハム氏と同じく共和党に属するアーカンソー州選出のコットン上院議員は、親イラン勢力に対する大規模な報復を支持しています。
I’ve warned for months that President Biden’s weakness and unwillingness to respond to Iran’s proxy attacks would result in American deaths.
Now they have, and more will follow unless we respond with massive retaliation.
— Tom Cotton (@SenTomCotton) January 29, 2024
私は何ヶ月も前から、バイデン大統領の弱さとイランの代理攻撃に応じようとしない姿勢が米国人の死者を招くだろうと警告してきた。 私たちが大規模な報復で応じない限り、彼らは今そうしており、さらに多くのことが続くでしょう。
バイデン大統領は米兵殺害の責任をイランに求めていますが、イラン本国への攻撃を仕掛ける可能性については言明していません。バイデン氏の報復は国内の戦争熱を沈めるものでありながら、米兵への危険を取り除くものである必要があります。
【決定】バイデン大統領、米兵死亡で対抗措置 「イランに責任」明言https://t.co/SWSS8vmvko
バイデン大統領は30日、ヨルダンでアメリカ軍の兵士3人が無人機による攻撃で死亡したことへの対抗措置を決定したという。対抗措置による中東での戦闘の拡大は望んでいないと強調した。 pic.twitter.com/GsVzf5gS4y
— ライブドアニュース (@livedoornews) January 31, 2024