サン=ジェルマンに誕生した5つ星ホテル”ヴィラ・デ・プレ”、プレスヴィジット。
内装は、”マダム・レーヴ”を手がけたブルノー・ボリッシュ。彼は、スタルクやウィルモット出身で、スタルク時代、浅草のアサヒビールや白金台のユーネックス・ナニナニのデザインを手がけたそう。
定番のパリイメージでなく、モダンでシック、そしてアートセンスに満ちた心地よい空間。
最上階のスイットからは、エッフェル塔やサンージェルマン・デ・プレ教会、サクレークール寺院やパレ・ガルニエ、ルーヴルも見えて、映画の中のパリ的雰囲気満載。
ホテル全体の壁を飾る絵画も、ギャラリーにいる感じでとてもいい。聞けば、5人のアーティストをセレクトし、彼らに内観などいっさい見せず、ただ、”ホテルの内装に使う”とだけ告げて製作してもらってる。
プール&サウナやジム、エステ空間も素敵。
この素敵なスイットは、ダイニングテーブルもあり、お友達呼んでホームパーティーも開ける。もちろん、音楽演奏もリクエスト可。
バーに落ち着き、クリスマスツリー眺めながら、おいしいカクテル片手におしゃべりタイム。
よいホテルって、居心地よくてずーっといたくなっちゃうね。宿泊は無理だけど、また、アペリティフを楽しみに来たいな。
ホテルを出ると、サン=ジェルマン大通りのクリスマスイルミネーション。みんなが夢見るパリがここにある。
編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2023年12月16日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。