2月24日、雨が続いた週でしたがこの日だけは好天に恵まれました。この日は「旅色」さんが企画した写真講座に参加するため東京都小金井市にやってきました。20代のころ中央線沿線に住んでいたのに小金井市に来たのは今回が初めてです。
今回写真を教えて下さるのは写真家のこばやしかをる先生。旅色では何回か写真イベントを行っていますが、今回はスマートフォンを使った建物の撮り方を教えていただきました。
撮影会場に行く前に先生からスマートフォンでの撮影の説明を受けます。
① 建物は真っ直ぐが歪むと不自然になる 低倍率は広い画角になり建物撮影では不向き。真っ直ぐに物を撮りたい時に倍率を上げる
② 撮影では倍率を変えるのではなくて「自分で動く」。
③ 下から仰ぐと歪まず広く撮れる
④ カメラは明るい物を暗くし、明るい物を暗くする。タッチフォーカスで見せたいものにピントを合わせて明るさを補正する。
などなど短い時間でここでは書き切れない多くのことを教えていただきました。メモは取りますが教えていただいたことが撮影に活かせるかどうか…。
JR東小金井駅から北に歩いて30分ほどで今回の撮影会場に着きます。正面玄関は改装中汗 ここは「江戸東京たてもの園」といって江戸時代から昭和初期までの江戸・東京の古い建物を移築して今に残し展示する都立の建物博物館です。平成4年に開園して徐々に展示建物を増やしてきました。
さて、ここからは「江戸東京たてもの園」で撮った写真をご覧いただきながら園内をご紹介しましょう。講座を受けた成果が出ているのかどうかは……御覧になってお察しください汗
洋館の並ぶエリアからスタート。水平に撮ってるつもりでもあとで確認すると意外に斜めになってるんですよね。。。少し補正しました。
もっとも西のエリアには日本の古い民家が並びます。その屋根をバックに今咲き始めた梅を撮影しました。
ところ変わってこちらは東端、昭和レトロな商店街が広がります。ここにもフォトジェニックな場所がたくさんありそうですね!
ほかにも魅力的な建物がたくさんあったのですが残念、時間になってしまいました。
一般的な旅ブログにおける写真の役割はそのクオリティよりも情報をリアルに伝えることにあると思っていますので撮り方もまた変わってくると思いますが、うまく撮れることに越したことはありませんし、言葉で少ない代わり写真で訴えかける旅ブログもあっていいと思います。目的に合わせ、それにあった切り口で写真に切り取れるようになりたいと思いました。
編集部より:この記事はトラベルライターのミヤコカエデ氏のnote 2024年3月3日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はミヤコカエデ氏のnoteをご覧ください。