出版停止に追い込まれた書籍「あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇」(アビゲイル・シュライアー著、岩波明監訳、村山美雪・高橋知子・寺尾まち子共訳 原題:Irreversible Damage: The Transgender Craze Seducing our Daughters(取り返しのつかないダメージ )」が4月上旬に産経新聞出版から刊行されることになりました。
発行中止のトランスジェンダー本刊行へ 「不当な圧力に屈しない」産経新聞出版 https://t.co/MfGvwcpdjp
同書は昨年末、大手出版社のKADOKAWAから発行が予定されていたが、「トランスジェンダー差別を助長する」という一部の強い批判などを受け、発売直前に刊行が中止された経緯がある。
— 産経ニュース (@Sankei_news) March 5, 2024
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KADOKAWAではなく産経新聞出版から出されることに。
我らが瀬尾友子編集長がやってくれました。昨年末、KADOKAWAが刊行を中止した「トランスジェンダー本」が、瀬尾さんの手で世に出されます。『「日本国紀」の副読本』でも共に闘ってくれた瀬尾さんなら、圧力に屈することは決してありません。出版界の鉄の女です。@SeoTomoko3 https://t.co/h38U6apxrR
— 有本 香 Kaori Arimoto (@arimoto_kaori) March 6, 2024
『あの子もトランスジェンダーになった』は英エコノミスト誌やタイムズ紙でも高く評価されているベストセラーでした。
ともあれ良かったです。表現の自由を貫いてほしい。産経新聞出版は「『不当な圧力に屈せず、発行を決めた』としている。同社にはすでにSNSなどを通じて抗議文や脅迫めいた書き込みが届いているという」/発行中止のトランスジェンダー本刊行へ「不当な圧力に屈しない」 https://t.co/BahQKx3Fng
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) March 5, 2024
同社にはすでに抗議文や脅迫めいた書き込みが届いているといわれています。
“同社にはすでにSNSなどを通じて抗議文や脅迫めいた書き込みが届いているという。 ”
本を読んだ上で内容を批判するのではなく、読む前に出版社を恫喝するのはおかしいと思う。
/発行中止のトランスジェンダー本刊行へ 「不当な圧力に屈しない」産経新聞出版(産経新聞)https://t.co/QTpW05dsWQ— 柴田英里 (@erishibata) March 5, 2024
邦題は未定とのことです。KADOKAWA本はタイトルだけでキャンセルされてしまったので、慎重なタイトルを期待したいところです。
必ずどこかが出すとは思っていたら、産経が出すのか。当然ながら、タイトルは変更されるようですね。まだ原書を読み切ってないけど、待つか |
発行中止のトランスジェンダー本刊行へ 「不当な圧力に屈しない」産経新聞出版 https://t.co/3XmRHt0I2o
— あ〜る菊池誠(反緊縮)公式 (@kikumaco) March 5, 2024
これで多くの方々に、この本にはヘイトなどなく、思春期の特に女子と親御さんに役立つ情報だと理解して頂ける。産経新聞GJ!
発行中止のトランスジェンダー本刊行へ 「不当な圧力に屈しない」産経新聞出版(産経新聞)#Yahooニュースhttps://t.co/HEDkl28xn3— いなり王子・坂梨カズ (@inari_oji) March 5, 2024
『あの子もトランスジェンダーになった』は英エコノミスト誌やタイムズ紙でも高く評価されているベストセラーでした。同書には以下のような賛辞が印刷されています。
- 前代未聞の無謀な社会実験が、われわれの中で最も感情的に弱い人々の身体と精神を実験台にして行われたことを、深く慈しみ、そしてまったく冷静に語っている――ジョン・ポドホレッツ コメンタリー編集長
- 勇気は稀有な特質である。アビゲイル・シュライアーはそれをふんだんに持っている――デニス・プラガー ラジオ・トークショー司会者
- 私たちの少女と女性の運命に関心を持つすべての人々にとって必読の書である――アヤーン・ヒルシ・アリ スタンフォード大学フーバー研究所研究員
すべての親は、ジェンダーの国を旅するこの心をつかむ旅行記を読む必要がある……――ヘレン・ジョイス エコノミスト誌シニア・スタッフ・ライター- アビゲイル・シュライアーは、『不可逆的なダメージ』の中で、主に思春期の女性が罹患する新たな臨床現象、即発性性同一性障害(rapid-onset gender dysphoria)と呼ばれるものについて、示唆に富む考察を行なっている. . . この本は、両親、一般市民、そして精神保健臨床医にとって大きな関心を引くだろう――ケネス・J・ズッカー、青年・児童心理学者、性同一性障害に関するDSM-5作業部会長
- シュライアーには実際の勇気がある――ベン・シャピロ、『ザ・デイリー・ワイヤー』編集長、『ベン・シャピロ・ショー』司会者
同書のイントロダクションを読んだだけでもヘイト本ではないことはわかりそうですが・・・。
ウォール・ストリート・ジャーナル紙のライター、アビゲイル・シュライアーは、トランスジェンダーの流行について深く掘り下げ、少女たち、苦悩する両親、性別移行を可能にするカウンセラーや医師たち、そして脱移行者=自分がしたことを痛烈に後悔している若い女性たちに話を聞いた。
トランスジェンダーであることをカミングアウトすることで、彼女たちの社会的地位は一気に高まるが、いったん移行の第一歩を踏み出すと、後戻りするのは容易ではないことをシュリアーは発見する。シュライアーは、親が娘を守る方法について、緊急に必要なアドバイスをしている。
少女たちの世代が危険にさらされている。アビゲイル・シュライアーの本書は、トランス・ブームとは何かを理解し、どうすれば自分の子どもをトランス・ブームから守ることができるのか、あるいは、どうすればこの危険な道から救い出すことができるのかを教えてくれる。
角川が言論弾圧に屈した形となりましたが、その後説明は行われていません。
活動家の圧力に屈してトランスジェンダー本の出版を中止したカドカワの社長・夏野剛氏は、表に出てしっかり説明責任を果たさねばならない。 pic.twitter.com/tLFCcolhfe
— 島田洋一(Shimada Yoichi) (@ProfShimada) December 9, 2023
来年1/24発売予定の書籍「あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇」の刊行を中止。
言論弾圧に屈したKADOKAWA。これ程、本質と現実をついた素晴らしいコピーを打ち出してくれたのに、残念極まりない。子供達を守るより、差別という言葉に怯えて世間体を守る方が大事か https://t.co/Ij5KHmYEH6
— にこ姉 (@nikone_niko25) December 5, 2023
出版中止活動を行った人たちは勝利宣言をしていました。
この度、出版関係者有志で「トランスジェンダー差別助長につながる書籍刊行に関しての意見書」を提出した『あの子もトランスジェンダーになった』が刊行中止になったことをKADOKAWAの公表にて確認いたしました。今回のアクションはここで終了といたします。
有志一同以下、有志代表 小林えみ 私見▼
— 小林えみ:Emi Kobayashi,editor KOBAYASHI MAPLE (@koba_editor) December 5, 2023
切実な問題提起に対してヘイト本というレッテルを貼ってしまいました。言論活動へのブーメランとならないといいのですが。
KADOKAWAから刊行予定のトランスヘイト本、紹介ページから「差別は反対。でも」と始まり「トランスジェンダーに"なった"」「SNSで"伝染"」「ジェンダー思想(イデオロギー)に身も心も奪われた」「LGBT法が施行され、子どもたちを守るためにすべきこととは」と典型的な差別煽動でしかなく衝撃。→
— 松岡宗嗣 (@ssimtok) December 4, 2023
出版を反対した人たちは出版中止に追い込むのではなく実際に本を読んで議論すべきではないかという意見も。
性自認界隈がボロカスに叩いてますが、あの人たちは翻訳前の同書を読んでいるのでしょうか?読んだ上で議論したり批判するのは結構ですが読む前段階から「ヘイト本」としてキャンセルする姿勢は、あたかも戦時中の「鬼畜米英」と決め付けて英語の使用すら禁じた→https://t.co/qutSutBByy
— 曲輪の住人 (@MMondeSelection) December 3, 2023
日本の言論活動と言論の自由は守られるのかに注目が集まります。
はっきりとおかしいと思う。トランスジェンダーを名乗る大学人の中には『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』の出版停止を喜ぶような声もある。彼らは「言論の自由」をなんだと思っているのか。言論封殺はいずれ自分の身にも起こりうるとなぜ想像できないのか。
— 柴田英里 (@erishibata) December 5, 2023