ブルームバーグ・ニュースによると、2023年のアメリカ企業のレイオフは、全体のほぼ3分の1を中間管理職が占めたとのことです。2018年は20%だったことから、その増加が顕著にみまれます。
同記事では、中間管理職の削減のし過ぎによって不測の事態が起きて業務が非効率になる可能性があることも指摘しています。
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アメリカ企業においてはAIは中間管理職の脅威となっているようです。
一方で、よくも悪くも日本企業にはこのダイナミズムはありません。
解雇規制緩和とDXはセット。解雇できない日本においてDX化しても社員がますます余るからDX化のインセンティブが働かない。そして生産性は上がらない。
— 箕輪厚介 (@minowanowa) January 21, 2023
管理職は罰ゲームとも言われるようになっており昇進を望まない人も増えているそうです。
これ男女別に見たら、もっと顕著な差がでると思う。日本は、世界でもっとも「女性が管理職になりたくないと思っている国」なんじゃないの。だから性別賃金格差も仕方ないと思ってる人が多い。もとからなりたくないんだから。 https://t.co/bAu2T2fCb8
— 渡邉正裕 (@masa_mynews) March 14, 2024
日本企業で勝ち組の職位は「課長代理、担当課長」といった部下なし役職者だとか。あと、担当部長とかもいますね。
JTCでコスパ最強の職位は「課長代理、担当課長」と言われる謎の職位。
部下無しなのに年収は800〜950万円。管理職では無いので残業代支給、当然チームのマネジメント責任は負わない。コレは年功序列でポストが溢れた結果、能力中間層を処遇するために生まれたポスト。
JTCではまずココを目指そう。
— にゃんすけ@JTC人事企画 (@nyansukestudy) January 17, 2024
ただし、現在の管理職はほんとうに業務を管理しなくてはならないのでかなり激務になっているようです。
いま30代後半から40代前半の中間管理職はかなりコスパ悪いと思う。
自分の上司はパワハラセクハラ当たり前の文化で強く当たってくるのに部下はパワハラセクハラのない浄化された世界で育っているから自分の中で全て消化しないといけない— たこす@現役メガバンカー (@megabankerblog) March 13, 2024
そして、中間管理職は氷河期世代でもあり、人材は足りていません。
加えて、氷河期世代ですからね…
痛み入ります🥲— 明日ニート(アスニート) (@fg0HHE0uhv85G3V) March 13, 2024
日本の社会も政治も俺等の世代に対してマジで見向きもしないよな。
「老人のために働いて社会保険料たんまりおさめろ」
「20代、30代の若者抜擢するから40代は飛ばしておこう」
「面倒くさいことは40代の中間管理職にやらせよう。アイツラ数は多いから代わりいるし」
って感じ。— 宇佐美典也(本物) (@usaminoriya) December 7, 2023
さいきんは若手の残業規制があるので部下に仕事も振れません。
中間管理職、上からは「プレーヤー」として見られて下からは「マネージャー」として見られるため、「どっちもやらなきゃ」と思いがちで、潰れがちです。全体的に考えると(予算権があるなら特に)どう考えてもマネージャーに徹したほうがいいと思います。「自分がやれば早い」の呪いを解きましょう。
— たられば (@tarareba722) July 6, 2021
中間管理職はすぐに替えが効く消耗品なのでしょうか。
就活生「逆質問させてください、あなたをモノに例えると何ですか」
面接官「潤滑油です、昭和の価値観を引きずるパワハラ上司と嫌なことがあるとすぐに転職するZ世代の間でヌルヌル働く中間管理職をやっています。入社して20年近く経つのに大した専門性も身に付かず、すぐに替えが効く消耗品です」
— 窓際三等兵 (@nekogal21) March 15, 2024
みんなが羨むような一流企業でも生き残れる人は一部なのでしょうか?
日米の中間管理職にはやく春は来るといいのですが・・・。
女の子と中間管理職の「大丈夫」は大丈夫じゃないんだよ…
— USK (@uuuusk) March 23, 2020