海外で就業体験するワーキングホリデー(ワーホリ)に若者が殺到しているそうです。オーストラリアにワーホリビザで就労する青年の給料は月約50万円で、時間の余裕ももてたうえに、将来のビジネスの資金づくりまでできているということです。
豪ワーホリに日本の若者殺到 工場で月50万円稼ぎ描く夢https://t.co/ySDR6r1sNH
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) March 18, 2024
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ワーホリは「何のスキルも身につかない単純労働」という認識は過去のものになっていくのかもしれません。
「何のスキルも身につかない単純労働だぞ」っていう人もいるが、20年後は確実に消滅してそうな自治体で老人に搾取されるより全然マシだろう。 https://t.co/l8wZK1GqnU
— jo shigeyuki (@joshigeyuki) March 18, 2024
貴重な労働力の流出を心配する声も聞こえてきます。
豪州の最低賃金は円安効果もあって東京の2倍
ただでさえ少ない優秀な若者は海外に流出時代に入ってます
今後は頭脳流出が心配だ。
オーストラリアのワーホリに日本の若者殺到
工場で月50万円稼ぎ描く夢 – 日本経済新聞
….. pic.twitter.com/gVtzsdcXFv— yoharsh (@seionvo) March 18, 2024
労働生産性をまったく考えてこなかった日本の経営者には耳が痛い指摘です。
ワーホリで月50万に日本の若者が殺到って、 間違いなく年収は能力じゃなく、働く場所に依存する典型的な例だよな。
— ブラック|20代キャリア相談 (@black_tensyoku) March 18, 2024
いくら労働分配率が高くても、そもそも低給なんだから、中小企業はダメなんだろがwww
そんなに中小企業が良いなら、みんな大企業から雪崩を打って中小企業に転職するはずだろう https://t.co/ZNcLZ3u026
— 田端@クルマ売るならBUDDICA DIRECT取締役 (@tabbata) March 18, 2024
政治家からも危機感を表明する声はあがりますが・・・
豪ワーホリに日本の若者殺到。工場で月50万円稼ぎ描く夢。東京の最賃が1113円なのに対し、豪州は2250円。若者が海外に挑戦するのは応援したいが、海外に出ないと稼げない国になってはいけない。ここで賃上げしないと日本は経済的には二等国になる。https://t.co/3LGwyHkvIU
— 細野豪志 (@hosono_54) March 19, 2024
ぎゃくに政府は「育成就労制度」を設ける出入国管理法などの改正案を閣議決定し、政財界は労働力不足を低賃金労働者で補おうとしています。
「育成就労制度」設ける出入国管理法などの改正案 閣議決定https://t.co/oSIl8Jwf9k #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) March 15, 2024
日本は労使間の談合でゆるゆるまったりと衰退していってしまうのでしょうか。
賃金を手っ取り早く上げる方法は、解雇法制を整備して、金銭解雇を可能とすることです。
— 渡瀬裕哉 (@yuyawatase) March 19, 2024
もちろん、若者に限らず人が働くのはお金のためだけではありません。
オーストラリアのワーキングホリデーに日本の若者殺到 工場で月50万円稼ぎ描く夢 – 日本経済新聞 https://t.co/CKFax71SfQ
「ここは日本ではないのだから、そんなに根を詰めて働かなくてもいい。休憩時間は休んで」。
金だけじゃないみたいね。
— 舞田敏彦 (@tmaita77) March 18, 2024
海外での就労は日本企業の意外な競合相手となるのかもしれません。
オーストラリアの最低賃金は約23豪ドル(約2250円)。工場勤務でも月50万円稼げる。結果としてワーホリへの応募が増えているらしい。日本の会社はここと戦うという気概を持って、付加価値の高い仕事をして社員の給料を上げないとダメですね。もしくは外貨を稼ぐ。
— 新山 草太@リンクエッジ執行役員 (@sotashinyama) March 18, 2024
オーストラリアのワーキングホリデーに日本の若者殺到…工場で月50万円稼ぎ描く夢…工場勤務だけでなく研究職等でも、日本ではなく海外の方が稼げるとの理由で人材の流出が激しくなってます。このまま日本で『お金の若者離れ』が続けば少子化も加速し続け、日本は消滅してしまうのではないでしょうか。
— Childish Teacher (@TeacherChildish) March 18, 2024
それにしても、ワーホリの意味合いも年長者のものとはだいぶ違って切実で現実的なものになってきているのかもしれません。
私の若い頃のワーホリは「金を稼ぐだけなら別にわざわざ海外に行く必要なんかないんだけど、あえて海外で色々経験してみたい」という人のためのものでした https://t.co/DElANC027Z
— Shin Hori (@ShinHori1) March 19, 2024
就労が難しいと言われているイギリスでも手に職を持っている人は受け入れられやすいようです。
手に職系の人、土木、建築、電気工事なんかの人はイギリスのワーホリもいいよ。仕事あれば稼げる。物価はオーストラリアより安い。
— May_Roma めいろま 谷本真由美 (@May_Roma) February 29, 2024
つまり人が足りない職種、人がいない地域で働けば高待遇の仕事がある。イギリスは日本より賃金が高いためうまく探せば良い仕事がある。また人が足りないため職場も熱心に指導してくれる。うまくいけば気に入られて長期滞在の就労許可が出る可能性もある。
— May_Roma めいろま 谷本真由美 (@May_Roma) November 7, 2023
大卒ホワイトカラーを目指すより、語学力と手に職をもつということがますます重要視されるようになってきます。