きっと快適な地方都市の日常生活

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宮崎には残念ながら、マリオット系列のホテルは無く、ポイントを使った無料宿泊はできませんでした。

その代わりに宮崎滞在中は繁華街にあるビジネスホテルに泊まりました。狭い部屋ながら特に不便は無く、宿泊料金も8,000円程度ととてもリーズナブルでした。

中心部にあるホテル周辺を歩いて感じたのは、東京にあるチェーン店のほとんどが宮崎にもあることです。

スタバ、ドトール、タリーズ、コメダのようなカフェだけではなく、セブン、ファミマ、ローソンなどのコンビニ、さらにはメガドンキや蔦屋書店もありました。

しかも、どこも東京よりも空いているので快適です。特に朝のスタバの会計行列が無いのは、気分爽快で感動すら覚えました。

そして地元のローカルなお店は、東京より割安です。居酒屋はお通しやチャージなしで、地元名産のつまみが揃っていて東京より美味しい。宮崎の場合は名物の地鶏があって、これがお酒によく合います。

更に高級寿司店(写真)が東京の半値くらいで食べられたりします。何でもあるわけではありませんが、普段特に困ることはありません。

唯一東京に行かないと無いものは、コンサートやライブ、美術館などのカルチャーです。でも、考えてみれば東京にいても出かけるのは、せいぜい年に数回です。

東京にいなくても、どうしても行きたければ飛行機に乗ってたまに行けば良い話です。

家族持ちなら、東京にいた方が子供の教育の不安が解消されるのかもしれませんが、宮崎にも進学塾はたくさんありました。九州にもラ・サールや久留米大附設などの名門校もありますから、東京に行かなければならない訳ではありません。子供がいても地方暮らしは問題ありません。

そう考えると、東京からのアクセスの良い地方中核都市の中心部に住むのも悪くない選択肢だと思いました。

特に南国の宮崎は気候も良く、食べ物も美味しい。そして人ものんびりしていて、良い感じです。しかも空港から市内へのアクセスも近くて快適です。

福岡に住むのも良いと思っていましたが、最近は不動産価格も上昇し、東京に比べたメリットは小さくなってきました。

今回の宮崎滞在で、九州で行ったことのない熊本や鹿児島にも行ってみたくなりました。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2024年4月1日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。