陸上自衛隊大宮駐屯地の第32普通科連隊が、公式Xで活動を紹介する際に「大東亜戦争」という言葉を使用しましたことに朝日新聞や毎日新聞がここぞとばかりに反応しています。
公式アカウントは第32普通科連隊が硫黄島での日米合同の戦没者追悼式に参加したことを紹介し、「大東亜戦争最大の激戦地硫黄島」「祖国のために尊い命を捧げた日米双方の英霊のご冥福をお祈りいたします」と投稿しました。
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ここぞとばかりに特定の界隈の人たちは「軍国主義!」「戦前回帰!」と批判しています。
https://twitter.com/JapanTank/status/1776972851930927550
内閣総理大臣が国会で答弁する際に「大東亜戦争」の語を使った例はいくらでもあります。
また、近年の歴史学界でも「大東亜戦争」の語は使用頻度が高くなってきているそうです。
朝日新聞も毎日新聞も「大東亜戦争」は戦後は連合国軍総司令部によって禁止され、政府の公式文書では使用されていないということですが、なぜ禁止されたかはまったく忘却されているようです。
大東亜戦争という言葉をあえて使いながら米軍と一緒に慰霊祭をやってなんの矛盾も感じない思考のほうが問題だという鋭い指摘も。こちらのほうが問題だと思うのですが、朝日新聞はそこまで思いも寄らないようです。
https://twitter.com/nabeteru1Q78/status/1776913114606305763
朝日新聞も毎日新聞も、この投稿が「大東亜戦争」という表現を使用したことに対する議論が広がっているということですが、これを機会に多くの人が歴史に関心をもつようになるといいですね。
参照:陸自部隊がXで「大東亜戦争」と書いたと朝日新聞が反応:太平洋戦争という呼称とGHQ ねーさん